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平成25年予算特別委員会 本文 開催日: 2013-03-25

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  1. 甲府市議会 2013-03-25
    平成25年予算特別委員会 本文 開催日: 2013-03-25


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    検索結果一覧 トップページ 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 平成25年予算特別委員会 本文 2013-03-25 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 321 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯野中委員長 選択 2 : ◯中村病院事務総室長 選択 3 : ◯野中委員長 選択 4 : ◯清水(仁)委員 選択 5 : ◯野中委員長 選択 6 : ◯清水(仁)委員 選択 7 : ◯野中委員長 選択 8 : ◯中村病院事務総室長 選択 9 : ◯野中委員長 選択 10 : ◯清水(仁)委員 選択 11 : ◯野中委員長 選択 12 : ◯中村病院事務総室長 選択 13 : ◯野中委員長 選択 14 : ◯清水(仁)委員 選択 15 : ◯野中委員長 選択 16 : ◯長坂医事課長 選択 17 : ◯野中委員長 選択 18 : ◯清水(仁)委員 選択 19 : ◯野中委員長 選択 20 : ◯長坂医事課長 選択 21 : ◯野中委員長 選択 22 : ◯清水(仁)委員 選択 23 : ◯野中委員長 選択 24 : ◯長坂医事課長 選択 25 : ◯野中委員長 選択 26 : ◯清水(仁)委員 選択 27 : ◯野中委員長 選択 28 : ◯清水(仁)委員 選択 29 : ◯野中委員長 選択 30 : ◯早川病院事務局長 選択 31 : ◯野中委員長 選択 32 : ◯清水(仁)委員 選択 33 : ◯野中委員長 選択 34 : ◯早川病院事務局長 選択 35 : ◯野中委員長 選択 36 : ◯清水(仁)委員 選択 37 : ◯野中委員長 選択 38 : ◯早川病院事務局長 選択 39 : ◯野中委員長 選択 40 : ◯清水(仁)委員 選択 41 : ◯野中委員長 選択 42 : ◯野中委員長 選択 43 : ◯早川病院事務局長 選択 44 : ◯野中委員長 選択 45 : ◯田中教育総室長 選択 46 : ◯鈴木副委員長 選択 47 : ◯清水(保)委員 選択 48 : ◯鈴木副委員長 選択 49 : ◯白倉学事課長 選択 50 : ◯鈴木副委員長 選択 51 : ◯清水(保)委員 選択 52 : ◯鈴木副委員長 選択 53 : ◯白倉学事課長 選択 54 : ◯鈴木副委員長 選択 55 : ◯清水(保)委員 選択 56 : ◯鈴木副委員長 選択 57 : ◯山田(弘)委員 選択 58 : ◯鈴木副委員長 選択 59 : ◯白倉学事課長 選択 60 : ◯鈴木副委員長 選択 61 : ◯山田(弘)委員 選択 62 : ◯鈴木副委員長 選択 63 : ◯小林学校教育課長 選択 64 : ◯鈴木副委員長 選択 65 : ◯山田(弘)委員 選択 66 : ◯野中委員長 選択 67 : ◯小林学校教育課長 選択 68 : ◯野中委員長 選択 69 : ◯山田(弘)委員 選択 70 : ◯野中委員長 選択 71 : ◯小林生涯教育振興室長 選択 72 : ◯野中委員長 選択 73 : ◯山田(弘)委員 選択 74 : ◯野中委員長 選択 75 : ◯小林生涯教育振興室長 選択 76 : ◯野中委員長 選択 77 : ◯山田(弘)委員 選択 78 : ◯野中委員長 選択 79 : ◯清水(仁)委員 選択 80 : ◯野中委員長 選択 81 : ◯小林学校教育課長 選択 82 : ◯清水(仁)委員 選択 83 : ◯小林学校教育課長 選択 84 : ◯清水(仁)委員 選択 85 : ◯小林学校教育課長 選択 86 : ◯野中委員長 選択 87 : ◯清水(仁)委員 選択 88 : ◯野中委員長 選択 89 : ◯小林学校教育課長 選択 90 : ◯野中委員長 選択 91 : ◯清水(仁)委員 選択 92 : ◯野中委員長 選択 93 : ◯小林学校教育課長 選択 94 : ◯野中委員長 選択 95 : ◯清水(仁)委員 選択 96 : ◯野中委員長 選択 97 : ◯小林学校教育課長 選択 98 : ◯野中委員長 選択 99 : ◯清水(仁)委員 選択 100 : ◯野中委員長 選択 101 : ◯小林学校教育課長 選択 102 : ◯野中委員長 選択 103 : ◯清水(仁)委員 選択 104 : ◯野中委員長 選択 105 : ◯清水(仁)委員 選択 106 : ◯野中委員長 選択 107 : ◯長田教育部長 選択 108 : ◯野中委員長 選択 109 : ◯清水(仁)委員 選択 110 : ◯野中委員長 選択 111 : ◯金丸委員 選択 112 : ◯野中委員長 選択 113 : ◯田中教育総室長 選択 114 : ◯金丸委員 選択 115 : ◯田中教育総室長 選択 116 : ◯野中委員長 選択 117 : ◯金丸委員 選択 118 : ◯野中委員長 選択 119 : ◯田中教育総室長 選択 120 : ◯金丸委員 選択 121 : ◯田中教育総室長 選択 122 : ◯野中委員長 選択 123 : ◯金丸委員 選択 124 : ◯野中委員長 選択 125 : ◯田中教育総室長 選択 126 : ◯野中委員長 選択 127 : ◯金丸委員 選択 128 : ◯野中委員長 選択 129 : ◯長田教育部長 選択 130 : ◯野中委員長 選択 131 : ◯金丸委員 選択 132 : ◯野中委員長 選択 133 : ◯金丸委員 選択 134 : ◯野中委員長 選択 135 : ◯長田教育部長 選択 136 : ◯野中委員長 選択 137 : ◯金丸委員 選択 138 : ◯野中委員長 選択 139 : ◯小林学校教育課長 選択 140 : ◯野中委員長 選択 141 : ◯金丸委員 選択 142 : ◯野中委員長 選択 143 : ◯小林学校教育課長 選択 144 : ◯野中委員長 選択 145 : ◯金丸委員 選択 146 : ◯野中委員長 選択 147 : ◯金丸委員 選択 148 : ◯野中委員長 選択 149 : ◯山崎甲府商科専門学校事務長 選択 150 : ◯野中委員長 選択 151 : ◯金丸委員 選択 152 : ◯野中委員長 選択 153 : ◯山崎甲府商科専門学校事務長 選択 154 : ◯野中委員長 選択 155 : ◯金丸委員 選択 156 : ◯野中委員長 選択 157 : ◯山崎甲府商科専門学校事務長 選択 158 : ◯野中委員長 選択 159 : ◯金丸委員 選択 160 : ◯野中委員長 選択 161 : ◯山崎甲府商科専門学校事務長 選択 162 : ◯野中委員長 選択 163 : ◯金丸委員 選択 164 : ◯野中委員長 選択 165 : ◯山崎甲府商科専門学校事務長 選択 166 : ◯野中委員長 選択 167 : ◯金丸委員 選択 168 : ◯野中委員長 選択 169 : ◯山崎甲府商科専門学校事務長 選択 170 : ◯野中委員長 選択 171 : ◯金丸委員 選択 172 : ◯野中委員長 選択 173 : ◯中澤国民文化祭課長 選択 174 : ◯野中委員長 選択 175 : ◯金丸委員 選択 176 : ◯野中委員長 選択 177 : ◯中澤国民文化祭課長 選択 178 : ◯野中委員長 選択 179 : ◯金丸委員 選択 180 : ◯野中委員長 選択 181 : ◯中澤国民文化祭課長 選択 182 : ◯野中委員長 選択 183 : ◯金丸委員 選択 184 : ◯野中委員長 選択 185 : ◯中澤国民文化祭課長 選択 186 : ◯野中委員長 選択 187 : ◯金丸委員 選択 188 : ◯野中委員長 選択 189 : ◯中澤国民文化祭課長 選択 190 : ◯野中委員長 選択 191 : ◯野中委員長 選択 192 : ◯金丸委員 選択 193 : ◯中澤国民文化祭課長 選択 194 : ◯金丸委員 選択 195 : ◯野中委員長 選択 196 : ◯長田図書館長 選択 197 : ◯野中委員長 選択 198 : ◯金丸委員 選択 199 : ◯野中委員長 選択 200 : ◯輿石生涯学習課長 選択 201 : ◯野中委員長 選択 202 : ◯金丸委員 選択 203 : ◯野中委員長 選択 204 : ◯長谷川教育長 選択 205 : ◯金丸委員 選択 206 : ◯野中委員長 選択 207 : ◯金丸委員 選択 208 : ◯野中委員長 選択 209 : ◯兵道委員 選択 210 : ◯野中委員長 選択 211 : ◯白倉学事課長 選択 212 : ◯野中委員長 選択 213 : ◯兵道委員 選択 214 : ◯野中委員長 選択 215 : ◯小林学校教育課長 選択 216 : ◯野中委員長 選択 217 : ◯兵道委員 選択 218 : ◯野中委員長 選択 219 : ◯望月教育施設課長 選択 220 : ◯野中委員長 選択 221 : ◯兵道委員 選択 222 : ◯野中委員長 選択 223 : ◯望月教育施設課長 選択 224 : ◯野中委員長 選択 225 : ◯兵道委員 選択 226 : ◯野中委員長 選択 227 : ◯清水(英)委員 選択 228 : ◯野中委員長 選択 229 : ◯白倉学事課長 選択 230 : ◯野中委員長 選択 231 : ◯清水(英)委員 選択 232 : ◯野中委員長 選択 233 : ◯白倉学事課長 選択 234 : ◯野中委員長 選択 235 : ◯清水(英)委員 選択 236 : ◯野中委員長 選択 237 : ◯清水(英)委員 選択 238 : ◯野中委員長 選択 239 : ◯内藤委員 選択 240 : ◯野中委員長 選択 241 : ◯田中教育総室長 選択 242 : ◯野中委員長 選択 243 : ◯内藤委員 選択 244 : ◯野中委員長 選択 245 : ◯田中教育総室長 選択 246 : ◯野中委員長 選択 247 : ◯内藤委員 選択 248 : ◯野中委員長 選択 249 : ◯小林学校教育課長 選択 250 : ◯野中委員長 選択 251 : ◯内藤委員 選択 252 : ◯野中委員長 選択 253 : ◯小林学校教育課長 選択 254 : ◯野中委員長 選択 255 : ◯内藤委員 選択 256 : ◯野中委員長 選択 257 : ◯小林学校教育課長 選択 258 : ◯野中委員長 選択 259 : ◯内藤委員 選択 260 : ◯野中委員長 選択 261 : ◯白倉学事課長 選択 262 : ◯野中委員長 選択 263 : ◯白倉学事課長 選択 264 : ◯野中委員長 選択 265 : ◯内藤委員 選択 266 : ◯野中委員長 選択 267 : ◯白倉学事課長 選択 268 : ◯野中委員長 選択 269 : ◯内藤委員 選択 270 : ◯野中委員長 選択 271 : ◯白倉学事課長 選択 272 : ◯内藤委員 選択 273 : ◯野中委員長 選択 274 : ◯長沢委員 選択 275 : ◯野中委員長 選択 276 : ◯小林学校教育課長 選択 277 : ◯野中委員長 選択 278 : ◯長沢委員 選択 279 : ◯野中委員長 選択 280 : ◯小林学校教育課長 選択 281 : ◯野中委員長 選択 282 : ◯長沢委員 選択 283 : ◯野中委員長 選択 284 : ◯長谷川教育長 選択 285 : ◯野中委員長 選択 286 : ◯長沢委員 選択 287 : ◯野中委員長 選択 288 : ◯石原(秀)委員 選択 289 : ◯野中委員長 選択 290 : ◯望月教育施設課長 選択 291 : ◯野中委員長 選択 292 : ◯石原(秀)委員 選択 293 : ◯野中委員長 選択 294 : ◯望月教育施設課長 選択 295 : ◯野中委員長 選択 296 : ◯石原(秀)委員 選択 297 : ◯野中委員長 選択 298 : ◯望月教育施設課長 選択 299 : ◯野中委員長 選択 300 : ◯石原(秀)委員 選択 301 : ◯野中委員長 選択 302 : ◯望月教育施設課長 選択 303 : ◯野中委員長 選択 304 : ◯石原(秀)委員 選択 305 : ◯野中委員長 選択 306 : ◯荻原委員 選択 307 : ◯野中委員長 選択 308 : ◯望月教育施設課長 選択 309 : ◯野中委員長 選択 310 : ◯荻原委員 選択 311 : ◯野中委員長 選択 312 : ◯望月教育施設課長 選択 313 : ◯野中委員長 選択 314 : ◯荻原委員 選択 315 : ◯野中委員長 選択 316 : ◯荻原委員 選択 317 : ◯野中委員長 選択 318 : ◯田中教育総室長 選択 319 : ◯荻原委員 選択 320 : ◯野中委員長 選択 321 : ◯野中委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:               午前9時58分 開 議 ◯野中委員長 ただいまから、本日の予算特別委員会を開きます。  本日の日程は、病院事業会計及び一般会計歳出第10款中福祉部所管分を除く教育費の審査であります。  最初に病院事業会計の審査に入りますが、本日はたくさんの質問が予定されておりますので、質問なさる方は簡潔明瞭に質問の趣旨を伝えるように、また当局におきましては、質問された事項につきまして簡単明瞭にお答えいただくよう、最初に申し上げておきます。  最初に病院事業会計の審査に入ります。  当局から説明を求めます。  中村病院事務総室長。 2: ◯中村病院事務総室長 おはようございます。それでは、議案第14号 平成25年度甲府市病院事業会計につきまして御説明をさせていただきます。  本日お配りいたしました平成25年度甲府市病院事業会計予算説明資料に基づき、説明をさせていただきたいと思います。これをお願いいたします。  まず1ページ、市立甲府病院業務実績の推移についてごらんいただきたいと思います。  平成21年度から平成23年度までは決算数値、これは税抜きでございます。  平成24年度、平成25年度につきましては予算額、これは税込みを記載してございます。  平成25年度の業務予定量でございますけれども、一般病床数402床に対し、病床利用率は75.2%、入院延べ患者数は11万340人、外来延べ患者数は21万3,500人を予定しております。  事業収益及び費用の年度別推移につきましては、下段の表に記入をしたとおりでございます。  続きまして2ページをごらんいただきたいと思います。  収益的収入及び支出について、その主な内容を御説明させていただきます。  収益的収入の部、第1款病院事業収益でございますけれども、そのうち第1項医業収益、1目の入院収益につきましては、前年度対比、約3億8,800万円の増といたしました。この増額の要因といたしましては、7対1看護加算及び急性期看護補助体制加算などの施設基準を平成24年7月より新たに取得したこと。さらに、医師、看護師などの医療スタッフを増員できたことにより、救急患者などの単価の高い患者の受け入れが、より可能となったことから、入院単価の増を見込み、増収と見込んだところでございます。  続いて2目の外来収益につきましても、単価の増や外来のブースをふやすことなどから患者数の増を見込み、約1億1,700万円の増といたしました。  3目のその他医業収益につきましては、1目の入院収益のところで、救急患者受け入れ数の増による収益の増を見込んでおりますことから、一般会計から負担金としていただく救急医療体制の確保に要する経費、これは繰り出し基準に基づく一般会計繰出金でございますけれども、これが減少することを見込んで、約8,700万円の減といたしたところでございます。  次に、収益的支出、支出の部でございますけれども、第1款病院事業費用、第1項医業費用でございます。
     1目の給与費につきましては、医師5名、看護師10名、医療技術者5名の増等を見込みまして、全体では平成24年度に対しまして21名増員の490名で算定をしております。  2目の材料費につきましては、入院外来患者数に応じた費用を算定しております。  3目の経費につきましては、委託料や賃借料が主なものでございます。  6目の研究研修費につきましては、医療スタッフの資格取得のための支援等を行うための経費であり、一層の充実に向け、昨年度に引き続き、これ増額をいたしております。  次に第2項医業外費用、3目の保育所運営費につきましては、看護師等の確保対策として、また、働くことのできる環境づくりを進めることで離職防止を図るため、夜間保育回数などをふやすための経費を増額させていただいております。  第3項特別損失、3目のその他特別損失につきましては、看護師確保の一環としての看護学生就学資金の貸し付けを受けた学生が、当院に就職をいたしまして規定の年数を勤務したそのことにより、貸付金の返済を免除するために770万円を計上してございます。  以上が、収益的収入及び支出の主な内容でございますけれども、収入が支出に対して不足する額は4億9,341万3,000円となっております。  次に、資料の3ページをごらんいただきたいと思います。  資本的収入及び支出予算について、主な内容を御説明させていただきます。  まず、収入の部でございますけれども、第1款資本的収入、第1項企業債につきましては、高度医療機器の購入の財源として借り入れるものでございます。  続いて、第1款の2項2目国県補助金につきましては、大規模災害や傷病者が多数発生をした事故の現場に、急性期、これ、おおむね48時間以内でございますけれども、に活動できる機動性を持った専門的な訓練を受けた医療チームでありますDMAT、これは災害派遣医療チームといいますけれども、それを当院に設置するに当たりまして、資機材等の整備に要する経費に対し、補助を受けるものでございます。  次に、支出の部についてでございますけれども、第1款資本的支出、第1項建設改良費、1目の資産購入費は、医療機器の更新の費用でございます。  第3項投資、1目の長期貸付金につきましては、看護師確保対策としての看護学生への就学資金貸付金で、継続して貸し付けを行います11人分と、新たに貸し付けを行う16人分、合計27名分の貸付金でございます。  以上が、資本的収入及び支出の主な内容でございますけれども、収入が支出に対し不足する額につきましては、欄外記載のとおり補填をいたしてまいります。  なお一般会計からの繰入金につきましては、収益的収入分が10億7,043万4,000円、資本的収入分が4億1,247万1,000円、合計で14億8,290万5,000円であります。  以上、平成25年度病院事業会計の予算内容でございます。よろしく御審査を賜りますようお願い申し上げます。 3: ◯野中委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  清水(仁)委員。 4: ◯清水(仁)委員 委員長、さっき、何かたくさんきょうは質疑をする方が多いから簡明になんていうのありましたけれども、今、手を挙げた私は一人なんです。よろしくお願いしたいと思います。 5: ◯野中委員長 簡明にお願いします。 6: ◯清水(仁)委員 はい。市立病院の経営経済改善計画では、黒字化というのを平成25年度としておりますけれども、こちらの企業会計のほうの38ページですか、貸借対照表の中で不納欠損ですね。欠損金が93億4,398万7,666円と、35ページの不納欠損金が98億4,382万八千何がしで、4億9,980万円ぐらいの欠損金が生じている予算になっております。平成25年で黒字化といいましても、これだけの欠損が出ておりますけれども、そこのところ辺はどのようにお考えになっているでしょうか。 7: ◯野中委員長 中村病院事務総室長。 8: ◯中村病院事務総室長 御指摘のとおり、見直しをした経営改革プランでは、平成25年度に黒字化という目標を立ててございます。ただ、実際のところ、平成24年度決算見込み等を勘案する中でも、非常に現状では厳しい状況になっております。そのため、平成25年度黒字化の目標はございますけれども、あえて現実に近い形での予算編成をさせていただいているということでございます。  以上です。 9: ◯野中委員長 清水(仁)委員。 10: ◯清水(仁)委員 じゃ、そういう答弁でありましたけれども、4億円ほどの欠損金が生じているわけでありますけれども、改革ガイドラインの経営形態の見直しには、この状況で何かめどが立つのか、立たないのか、その形態の方向性はどうなりますか。 11: ◯野中委員長 中村病院事務総室長。 12: ◯中村病院事務総室長 経営形態という部分にまで踏み込んでというお話でございますけれども、現在、企画部を中心に病院も入る中で、経営形態に関する委員会を開催しながら、その方向性を探っているというところでございます。平成25年中に、ことしじゅうには経営形態について一定の方向性を出すということでございますけれども、先ほど、平成25年度の黒字化というのは非常に難しいというお話をさせていただきましたけれども、平成23年度の決算状況が非常に悪かったということで、そこを底だというふうに考えれば、平成24年度については、医業収益と医業費用との差額でいくと、おおむね3億円以上の収支が改善される状況になっています。これを考えますと、平成25年度におきましても、今後、収支が改善をされるというような見込みを持っておるところでございます。実際に4億何千万円の赤字予算を組んでおりますけれども、今後、収支は改善されるというふうに見込んでおるところでございます。 13: ◯野中委員長 清水(仁)委員。 14: ◯清水(仁)委員 今、改善されると答弁いただきましたけれども、これは企画も関連してきますけれども、ぜひ平成25年度をめどに経営形態の方向性を示すということでありますから、また企画とよく相談されまして、いい方向でいかれるよう、ぜひよろしくお願いしたいと思います。  もう一点ですけれども、37ページの流動資産で未収金が出ていますね、13億2,347万九千何がし。この13億2,300万円というのは、この未収金というの、内訳は。多分、診療報酬の関係もあったりしますと思いますけれども、この金額が、診療報酬がどのぐらいで、あと個人負担がどのぐらいかということをちょっと教えてください。 15: ◯野中委員長 長坂医事課長。 16: ◯長坂医事課長 未収金の内訳ということになりますけれども、このうちの診療報酬請求分、これ2カ月分ということになりますけれども、約10億円。それから、本人負担分及び交通事故等の本人負担分ということになりますけれども、こちらのほうが約1億8,000万から9,000万円程度。残り約1億円についてになりますけれども、これがその他未収金ということで、国県補助金等の未収額ということになっております。  以上であります。 17: ◯野中委員長 清水(仁)委員。 18: ◯清水(仁)委員 診療報酬は多分これ3月までだから、4月か、5月の前には入ってくると思いますけれども、今の答弁だと、個人的な未収部分は1億8,000万円あるということで、よろしいでしょうか。その1億8,000万円の未収金をどうやって徴収していくかということが、大きな問題になってくると思うんですけれども、そこら辺はどんなふうに考えていますか。 19: ◯野中委員長 長坂医事課長。 20: ◯長坂医事課長 まず、1億8,000万円についてということになりますけれども、このうちの約6,000万円程度は、3月から4月にかけて入院期間がまたぐ患者さんの1カ月分と、それから外来等になるんですけれども、妊婦健診とか予防接種等の費用、これが、公費の請求ということになって、翌月入ってくるというような形になりますけれども、これが約6,000万円あります。残りにつきましてということになりますけれども、一昨年度から導入しております弁護士事務所への管理回収委託等、これらと合わせて、今年度、特に力を入れたというところが、未収金の発生防止ということで、発生する前の段階、納付相談とか納付指導、こういったものを強化しながら対応していきたいというふうに考えております。  以上であります。 21: ◯野中委員長 清水(仁)委員。 22: ◯清水(仁)委員 確かに未収金というのは、必ず取ってもらわなきゃ困るんですけれども、今の徴収体制を見ていると、例えばはがきで送るだけだったら、だめだしと思いますね。これ基本的に、徴収体制というのをもう一度見直してもらって、しっかりとした徴収システムを構築してもらって、できるだけ公平な立場でもって、取れる方は取ってというふうにしていかないと、だんだん未収金が多くなっていくような気がするんですよ。ですから、もうちょっとこう何か、はがきで出すばっかりじゃなくて、何かこういい方法は何かお考えありますか、徴収方法で。 23: ◯野中委員長 長坂医事課長。 24: ◯長坂医事課長 まずは、特に中に継続的というなんか、引き続き未収が多くなるような患者さんというのも実際におります。こうした方に関しましては、外来受診、そういった機会を捉えながら納付指導を行うとともに、一応、電話等の催告ということも今年度特に強化して行っております。未収になってすぐの段階で、電話等の催告というようなことを組み合わせながら、対応していきたいというふうに考えております。 25: ◯野中委員長 清水(仁)委員。 26: ◯清水(仁)委員 どこの家庭も電話が来ると、対等にマンツーマンでお話しできませんから、電話だと、うまい話をされて、それで終わっちゃうケースが多いんですよ。ですから、できるだけ、こちらのほうから出向いていって、そして徴収していただくような方法をまた考えてもらいたいと思います。今、全く滞納していて、何年も何年も徴収しても、取れないというお金、今、幾らあるんですか。          (「弁護士事務所、呼ばしたら」と呼ぶ者あり) 27: ◯野中委員長 清水(仁)委員。 28: ◯清水(仁)委員 じゃ、いいです、いいです。わかりました。  じゃ、今の質問はこれで終わりたいと思いますけれども、できるだけ徴収方法を考えてもらって、未収金をないようにしてもらいたいと思います。  じゃ、もう一点ですけれども、過剰投与の件でお伺いいたしますけれども、総務委員会で本会議でも数回となく私も質問させてもらったり、あるいは要望、意見もさせてもらったんですけれども、またつい最近、一番新しい情報で、3月の時点に第三者委員会を立ち上げるのが不可能になった。4月以降になるというふうな、新聞で見たわけでありますけれども、それはなぜ延び延び。12月27日に不起訴処分になって、嫌疑不十分で不起訴になって、捜査は終わったんですけれども、その後、1月の時点では、2月に立ち上げる。2月の時点では、3月に立ち上げる。3月の時点では、またこれが延びて、4月以降という。これはどうしてこう延びる。この原因というの、要因は、ちょっと教えていただけますか。 29: ◯野中委員長 早川病院事務局長。 30: ◯早川病院事務局長 第三者委員会の設置が、当初予定よりもちょっとおくれているということですけれども、私どもとしては、しかるべく団体に3月中にぜひ委員の推薦をお願いしたいということでお願いをしてまいりました。ただ、その団体というのが、やはり広域的な団体なものですから、その団体内部での決定を行う理事会とか評議会というものの開催がタイムリーにできないというふうなことで、団体の事務手続上、時間がかかっているという状況になっております。私どもとしては、既にお願いはしてございますので、その団体の手続が終わって、連絡をいただくというのを待っているという状況でございます。  以上です。 31: ◯野中委員長 清水(仁)委員。 32: ◯清水(仁)委員 第三者委員会というのは、今の時期、何名ぐらいの委員さんを予定しておるんでしょうか。 33: ◯野中委員長 早川病院事務局長。 34: ◯早川病院事務局長 現在、お願いをする予定の委員は4人でございます。 35: ◯野中委員長 清水(仁)委員。 36: ◯清水(仁)委員 2月22日の時点で、被害者の皆さんから、委員さんに3名ほど推薦をしてほしいという要請が、既に市長のもとに行っていると。病院側のほうも、その3名の方は御承知だと思いますけれども、今、部長の4名ということで、4名のうち3名の方は対象はどうなるんでしょうか。 37: ◯野中委員長 早川病院事務局長。 38: ◯早川病院事務局長 被害者の会から委員の推薦というんですか、そういう名前を挙げて要請があったということは十分承知しております。ただ、私どもといたしましては、今回の件に一番必要なのは、客観性とか公平性とかということが一番大事だというふうに思っております。このために、しかるべく団体に推薦をお願いして、委員を出していただくというのが、一番どなたからも客観性が保たれるのではないかというふうなことを考えております。  被害者の会からの要請については十分、受けとめさせていただきましたけれども、私どもが常に考えておりますのは、今回の対象者でございます145人の患者さんと、その御家族を対象にいろいろなことを考えてまいりました。そうした点も踏まえながら、今回、団体に推薦をお願いしていくというのが、一番適切であるというふうに判断したということでございます。  以上です。 39: ◯野中委員長 清水(仁)委員。 40: ◯清水(仁)委員 長く言いませんけれども、いつもずうっとこの問題は、病院長もそうだし、誠心誠意、被害者の立場になって考えてくるというふうな、いつも答弁でありました。また、この第三者委員会の立ち上げが遅くなる。そうすると、また被害者の皆さんは不信感を抱く。何かまた溝ができていく感じがしますね。でありますから、今、部長の話だと、被害者の皆さんが推薦してくれた3名の方々にも今、打診はしておるようでありますけれども、結論的な話は出ないと思いますけれども、できるだけ、そういった方々の要望を酌んで、やっていくのが本来の皆さん方の誠心誠意努めてまいるということだと思いますから、ぜひそこら辺をもう一度しっかり病院側も把握して、僕、総務委員会で市長室、聞けないものですから、初めて病院側に聞くんですけれども、しっかりとした誠意を持って、一番これが大事だと思いますから、努めてもらいたいと思います。  以上です。 41: ◯野中委員長 ほかに質疑ありませんか               (「なし」と呼ぶ者あり) 42: ◯野中委員長 ないようですので、以上をもって病院事業会計の審査を終了いたします。  ここで、3月31日をもって退職する部長から、挨拶をしたい旨の申し出がありますので、これを許します。  市立甲府病院事務局長、早川淳君。 43: ◯早川病院事務局長 発言の機会をいただきましてありがとうございます。  私は今、野中委員長さんから御説明がありましたけれども、この3月31日で定年退職をすることになりました。昭和52年に採用されて以来、36年間、甲府市職員として勤めてまいったわけでございますけれども、この間、税務、福祉、総務、企画、それから水道、病院の事業に携わってまいりました。それぞれの仕事の中では、いろいろなことがございましたけれども、振り返ってみますと、何か本当に一瞬の間に起きたことだったような気がしております。  議員の皆様を初め、よき先輩、よき上司、それからよき同僚に恵まれて、ここまでやってこれたのだと感謝をしております。本当にありがとうございました。(拍手) 44: ◯野中委員長 お疲れさまでした。  次に、一般会計歳出第10款中福祉部の所管を除く教育費の審査を行います。  当局から説明を求めます。  田中教育総室長。 45: ◯田中教育総室長 それでは、教育費に関する説明をさせていただきます。  一般会計の平成25年度予算に関する説明書134ページ、135ページをお開きください。  10款教育費につきまして御説明申し上げます。教育費のうち、福祉部所管の9項幼児教育振興費分は除いて御説明申し上げます。  平成25年度の教育費は、国の補正予算に対応するため、小学校給食室整備事業など平成25年度計画事業の前倒しと、山城小学校校舎増築工事の終了などにより、前年度当初予算と比較しまして、14.8%の減となっております。  また、重点事業といたしまして、小学校における外国語活動への対応として、外国人英語指導講師を増員するとともに、新たに国民文化祭の本市主催事業の開催に係る経費や、本年11月下旬に開催する「エンジン01文化戦略会議オープンカレッジin甲府」の開催に係る経費などを計上しました。  それでは、10款1項教育総務費、1目教育委員会費から説明をさせていただきます。これは、教育委員4名分の報酬等、教育委員会の運営に係る経費であります。  2目事務局費は、教育委員会の事務局運営費、入学準備金融資制度に基づく預託金に係る経費であります。前年度と比較し、予算減となった主な要因は、産休・育休代替等の嘱託職員の減と、新庁舎移転に伴う遊亀会館維持管理経費の減などであります。  136ページ、137ページをお開きください。  2項小学校費、1目学校管理費は、小学校25校の施設の維持管理と保健、給食などに係る経費であります。前年度と比較し、予算減となった主な要因は、給食調理等業務委託化に伴う調理員報酬の減と、給食室整備に伴う備品整備を前年度へ前倒ししたことによるものであります。  2目教育振興費は、小学校の学習環境の構築と、教育活動への支援や助成等、直接、児童の教育に係る経費であります。前年度と比較し、予算増となった主な要因は、小学校外国語活動対応のための外国人英語指導講師の1名増員に係る経費などであります。  138ページ、139ページをお開きください。  3目学校建設費は、学校関係建物の建設等に係る経費であります。前年度と比較し、予算減となった主な要因は、山城小学校の校舎増築工事の終了と、給食室増改築工事の前倒しによるものであります。  3項中学校費、1目学校管理費は、中学校11校の施設の維持管理と、保健、給食など運営に係る経費であります。前年度と比較し、予算増となった主な要因は、学校施設の補修工事の増などによるものであります。  140ページ、141ページをお開きください。  2目教育振興費は、中学校の学習環境の構築と教育活動の支援や助成など、直接、生徒の教育に係る経費や教育研修所等の運営に係る経費であります。前年度と比較し、予算減となった主な要因は、中学校教科書改訂に伴う教師用指導書の購入が終了したことによるものであります。  4項高等学校費、1目高等学校総務費は、甲府商業高校の教職員65名分の給与費を中心とした学校運営に係る経費であります。  142ページ、143ページをお開きください。  2目学校管理費は、甲府商業高校の施設の維持管理と運営に係る経費であります。前年度と比較し、予算増となった主な要因は、V字棟西側屋上防水工事などの学校施設の補修工事の増によるものであります。  3目教育振興費は、甲府商業高校の学習環境の構築や教育活動に直接係る経費と、平成26年度開催の全国高等学校総合体育大会開催に係る経費であります。前年度と比較し、予算増となった主な要因は、LL教室機材の更新と全国高等学校総合体育大会甲府市実行委員会への補助金によるものであります。  144ページ、145ページをお開きください。
     6項専門学校費、1目専門学校総務費は、甲府商科専門学校の教職員7名分の給与費と学校運営に係る経費であります。  2目学校管理費は、甲府商科専門学校施設の維持管理と運営に係る経費であります。前年度と比較し、予算減となった主な要因は、空調機等設備改修の終了によるものであります。  146ページ、147ページをお開きください。  3目教育振興費は、甲府商科専門学校の学習環境の構築や教育活動に直接係る経費であります。前年度と比較し、予算減となった主な要因は、委託料の減によるものであります。  7項社会教育費、1目社会教育総務費につきましては、成人式等の開催、生涯学習の振興に係る経費、放課後子ども教室推進事業に係る経費であります。前年度と比較し、予算増となった主な要因は、一般職の増員に伴う給与費の増によるものであります。  2目文化振興費は、市民の文化芸術活動への支援や文化財保護のための発掘調査、武田氏館跡整備事業及び国民文化祭の開催等に係る経費であります。前年度と比較し、予算増となった主な要因は、本年開催の国民文化祭と本年11月開催の「エンジン01文化戦略会議オープンカレッジin甲府」開催に伴う実行委員会への補助金などであります。  148ページ、149ページをお開きください。  3目公民館費は、市内9つの公民館と社会教育センターの維持管理及び運営に係る経費であります。前年度と比較し、予算増となった主な要因は、北東公民館隣接用地取得に伴う経費と公民館施設の老朽化に伴う修繕費によるものであります。  150ページ、151ページをお開きください。  4目図書館費は、市立図書館の管理運営と蔵書整備等に係る経費であります。前年度と比較し、予算減となった主な要因は、図書館屋上防水工事の終了によるものであります。  5目総合市民会館費は、総合市民会館の施設の維持管理と運営に係る経費であります。前年度と比較し、予算増となった主な要因は、施設老朽化に伴う改修工事等によるものであります。  152ページ、153ページをお開きください。  8項社会体育費、1目社会体育総務費は、甲府市スポーツ推進員報酬等の経費であります。  2目体育振興費は、市民の生涯スポーツの推進と普及等に係る経費であります。  3目学校開放費は、市民の身近なスポーツ、レクリエーションの場として、小学校、中学校等の屋内体育館や校庭の学校開放に伴う施設の維持管理と運営に係る経費であります。前年度と比較し、予算増となった主な要因は、大里小学校の防球ネット工事と学校開放に伴う照明施設の照度等調査委託によるものであります。  154ページ、155ページをお開きください。  4目体育施設費は、緑が丘スポーツ公園、青葉・東下条スポーツ広場等の施設の維持管理と運営に係る経費であります。前年度と比較し、予算減となった主な要因は、緑が丘スポーツ公園競技場2種公認に対応するための工事と競技場の芝生改設工事の終了によるものであります。  以上、教育委員会所管の予算の内容につきまして、主なものを中心に御説明させていただきました。よろしく御審査のほどをお願い申し上げます。 46: ◯鈴木副委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。  清水(保)委員。 47: ◯清水(保)委員 一点だけ、ちょっと質問したいと思います。  137ページの教材・情報環境整備事業ということで、約9,000万円盛っておるんですけど、ことしの各小学校に太陽光発電を設置するという方向も出ているようですけれども、現状と今後の、子供たちに太陽光の関係で、何か教職員室には発電の内容等が掲示してあるようでございますけれども、各児童にいわゆる環境教育といいますか、そういうもので表示をするような話も、ちょっとお聞きしているんですけれども、現状と、平成25年度の太陽光発電の設置の校数と今後の方向性について、ちょっと教えていただきたいと思います。 48: ◯鈴木副委員長 白倉学事課長。 49: ◯白倉学事課長 太陽光発電に伴います今、発電している量というものの掲示につきましては、各学校の通路、廊下の部分に表示されるような仕組みを現在とっております。今後につきましても、環境教育の一環として、今どのくらい発電をされているのかというような表示については、児童生徒にわかるような表示をしていきたいというふうに考えております。 50: ◯鈴木副委員長 清水(保)委員。 51: ◯清水(保)委員 方向性わかりました。現状、例えば児童たちが目にして、自分たちの学校がどの程度、発電の援助になっているか。何か教職員室には数字的な掲示があるようですけれども、特に子供たちが出入りする昇降口とか玄関口とか、そういうところに設置するのかどうなのか。 52: ◯鈴木副委員長 白倉学事課長。 53: ◯白倉学事課長 答弁が足りなくて申しわけございませんでした。現在も、昇降口とか廊下の部分とか、学校に1カ所でございますけれども、その発電量がわかる表示をしてございます。 54: ◯鈴木副委員長 清水(保)委員。 55: ◯清水(保)委員 わかりました。できるだけ小学校の時代から、環境問題の環境教育というのは多分必要だと思いますし、特に新庁舎も太陽光をやっていますし、そういった市民の方々の啓蒙も必要だと思いますけれども、学校現場での幼児教育の部分で、そうした環境問題に取り組むような形で、ぜひよろしくお願いをしたいなと、そして、できるだけ児童が目につくところ、そういうところに掲示を今後していただければ、ありがたいと思っているところでございますので、よろしくお願い申します。  以上です。 56: ◯鈴木副委員長 ほかにございませんか。  山田(弘)委員。 57: ◯山田(弘)委員 先ほどもちょっと出ましたけれども、給食のことなんですけれども、ホームページとかいろいろ見ていますと、状況的に自校方式から、業者へ出すような状況に見えるんですけれども、給食というのは教育の一環ということもありますし、食育という状況も今ありますから、今の方向性とすれば、どういう方向で将来的には思っているんでしょうか。 58: ◯鈴木副委員長 白倉学事課長。 59: ◯白倉学事課長 小学校給食に関しましては、平成21年度に委託化の計画を策定いたしまして、その中で自校方式を残す中、一部、食数の少ない学校については近隣の小学校給食室から運ぶ配送方式といいますか、親子方式をとることとしております。今年度、その委託化の見直しをする中で、改築をする給食室については、すべてドライシステムに改築する中で、食数の少ない学校については、他校から運ぶ親子方式を残していくという方向で、現在進んでいるところでございます。 60: ◯鈴木副委員長 山田(弘)委員。 61: ◯山田(弘)委員 わかりました。こういう状況で、少ないところでは仕方がないような状況に見えますけれども、子供たちのそういう、僕らが子供のころも、給食の中でいろいろな食べる物が、どういう栄養価があってとかそういう状況がありましたけれども、そんなふうな状況、ただ単にもってきて食べさせるという状況じゃなくて、そんなふうなことは残しながら、考えていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  それから、今の社会的に問題になっていますいじめの問題なんですけれども、それに対しての対応はどのように考えておるでしょうか。 62: ◯鈴木副委員長 小林学校教育課長。 63: ◯小林学校教育課長 お答えします。いじめについては非常に今、社会的な大きな関心になっております。いじめは絶対あってはならないということで、各学校で取り組んでおりますけれども、まず、いじめについては早期発見、早期対応というのが一番大事な点でありまして、早期発見ということで、これまでもさまざま調査をしてまいりましたけれども、甲府市におきましても、毎学期、児童生徒へのアンケート調査を行う中で、実態把握に努めております。そういった実態に発見されたところで、すぐに対応するということで、例えば学校においては、担任がそれをすぐに管理職等に報告しながら全校態勢で取り組むとともに、また専門家、スクールカウンセラーや、そのほかの相談員と連携しながら取り組んでいるということであります。  また、児童生徒が常に相談できるような電話窓口も、甲府市独自でも開設しておりますし、山梨県の24時間の相談ダイヤル等についても、児童生徒への周知を図っているところであります。 64: ◯鈴木副委員長 山田(弘)委員。 65: ◯山田(弘)委員 わかりました。何にしましても、後手後手に回ってしまうと、後から、こういう状況が出たから、こういう内容の状況をつくろうとかというのが多いんで、できる限り、そういう状況のところは早目に発見して、早目の対応をするような状況でお願いしたいと思います。  次に、発達障害と、今、発達障害でもいろいろありますけれども、その中で、普通の教室というか、普通学校に、普通のクラスに発達障害の子供が入った──というか、軽い程度ですね──場合の加配の体制というのは、例えばクラスの人数が何人以上だったら何名とかという状況であるでしょうか。その辺をちょっとお答えください。 66: ◯野中委員長 小林学校教育課長。 67: ◯小林学校教育課長 発達障害が疑われる児童生徒の数については、文部科学省の調査等では6.何%かというような統計もありますし、こちらの甲府市のほうで把握しているところでは、3%近く発達障害あるいは、おそれのある、疑いのある児童生徒がいるのではないかというような把握をしております。  ただ、この場合についても、発達の障害や疑われる内容について大変幅がありまして、人数的に何人だからというようなことは、なかなか判断が難しいんですが、それについては各学校から報告を上げていただいて、支援が必要な程度に合わせて、特別教育支援員という形で、今、26名を小中学校に配置しております。学校からの要望としては、もう少し欲しいというようなところもありますが、今の中では、調査の中で必要な、重要度の高いところから順次そういう配置をしております。  また、山梨県のほうにも、きめ細かな指導ができるような加配教員をさらにふやしていただくようなお願いをしているところでございます。 68: ◯野中委員長 山田(弘)委員。 69: ◯山田(弘)委員 これも、やはり後手後手に回ってしまうと、本人もわからずに、例えば押してしまったとか、いろんな状況の中で、けが等もある可能性もありますので。今の話からいくと、クラスの人数には関係なく、そういう状況で、学区のほうから、周囲の状況があれば、加配なり特別支援をということですね。わかりました。何にしても、親御さんとすれば、いろいろそういう心配事がありまして、自分の子供がもう学校に行ったときに、自分もついていればいいんだけど、ついているわけにいかないんで、何かけがをさせてもいけないという状況もあって、心配しているような状況もありますので、その辺は後手後手に回らないような状況でお願いいたします。  次なんですけれども、最後の御岳の文芸座とか民俗資料館等ありますけれども、これの利用状況とか、今どういうふうに使われているかというところをちょっとお聞きしたいんですけれども、よろしくお願いいたします。 70: ◯野中委員長 小林生涯教育振興室長。 71: ◯小林生涯教育振興室長 御岳文芸座と、それから民俗資料館の利用状況ということでございますが、両施設とも非常に老朽化が進む中で、また御岳の文芸座につきましては、一部の利用者のみの利用、それから地域での利用という状況がございます。一方、民俗資料館につきましても、小学校での学校行事の中で、その資料を児童生徒に見ていただく。あるいは、季節行事といたしまして、昨年、それから本年度と、いわゆる絵手紙教室、そういった教室で利用するという状況でございます。 72: ◯野中委員長 山田(弘)委員。 73: ◯山田(弘)委員 僕もあんまり知らなかったんですけれども、御岳の文芸座に関してはちょっと見せていただいたんですけれども、かなり昔の宮本小学校をそのまま使っていらっしゃるという状況なんです。できるだけ宝の持ち腐れにならないように、予算ついているわけですから、その状況を少しアピールとかいろいろなものをしていただいて、使えるような状況でですね。ホームページのほうを見せていただいたんですけれども、ちょっとアピール不足かなというような状況もあるんで、その辺をよろしくお願いいたします。  それと、もう一つ、山宮の甲文館というところがあるんですけど、これも僕ちょっとあんまり、勉強不足で知らなかったんですけど、これはどういう施設なんでしょうか。 74: ◯野中委員長 小林生涯教育振興室長。 75: ◯小林生涯教育振興室長 山宮の甲文館につきましては、市内で遺構等、発掘調査を行います。当然、遺物等が出土してまいります。そういったものを整理するということで、あと遺物等の保管、こういった使い方をしております。 76: ◯野中委員長 山田(弘)委員。 77: ◯山田(弘)委員 わかりました。ありがとうございます。  じゃ、以上で、済みません、ありがとうございました。 78: ◯野中委員長 清水(仁)委員。 79: ◯清水(仁)委員 今、山田委員さんからのカウンセラーの話がありましたけれども、12月の定例議会でも、傍聴されています植田議員さんが、スクールカウンセラーの件で質問されておりましたけれども、スクールカウンセラーというのは、もちろんいじめもそうでありますし、あと不登校とか保健室教室等も関連していく。その対策の中にスクールカウンセラーを配属するというふうなことであります。  いじめのほうは、前の植田議員さんの質問答弁で聞いておりますからいいんですけれども、不登校、小学校、中学校、今現在、何人いるかということと、保健室教室へ登校する子供さん、小学校と中学校、何人いるか、わかったら教えてください。 80: ◯野中委員長 小林学校教育課長。数を言ってやってくださいね。質問が数ですから。 81: ◯小林学校教育課長 はい。平成24年12月末現在でございますけれども、不登校、これは30日以上、学校を欠席しているという者なんですが、小・中合わせて153人おります。 82: ◯清水(仁)委員 小学校が。 83: ◯小林学校教育課長 小学校が19名、それから中学校は134名です。 84: ◯清水(仁)委員 保健室は。 85: ◯小林学校教育課長 保健室については、統計上、保健室登校というものが、どこまでが、保健室に一旦入っている子が、ずっとそのままいるわけではありませんので、一時的に保健室に登校して、また普通の学級に復帰できるような形をとっておりますので、統計上、何人そこに今いるというようなことは、とっておりません。 86: ◯野中委員長 清水(仁)委員。 87: ◯清水(仁)委員 不登校の数は相当な数に上ってきておると思います。  いじめは前回、植田議員さんの質問では、小学校261件、中学校で459件という質問がありましたけど、この数字は去年の12月のときでありますから、もっとふえていると思います。  そのとき教育長の答弁が、きょうちょっといないからあれですけれども、今、配属されているスクールカウンセラーが、小学校が12校と中学校は11校に配置されておりますということでありますけれども、スクールカウンセラー、これからその12校以外に配属するという予定はありますか。 88: ◯野中委員長 予算だからね。  小林学校教育課長。 89: ◯小林学校教育課長 スクールカウンセラー制度自体は山梨県の事業でありまして、山梨県のほうに増員をお願いしているところですけれども、甲府市独自としましても、今現在、12校以外は訪問カウンセラー、派遣カウンセラーといいまして、山梨県のほうに学校が依頼をして、そこから、決められた時間内に派遣をお願いしているんですが、なかなか使い勝手というんですか、十分な時間を確保できないということがありまして、甲府市独自で派遣カウンセラーの部分で予算を来年度いただきまして、1名、甲府市独自のものを配置する予定でおります。 90: ◯野中委員長 清水(仁)委員。 91: ◯清水(仁)委員 ことしの予算書で、1名の配属ということで、55万5,000円という金額、新規事業でありましたけど、これが今、相当の子供さんの不登校とか、いじめがある中で、この新規事業で55万5,000円、1人というでは、ちょっと私は少ないと思うんですよ。もっともっとここは予算をたって、大勢のスクールカウンセラーをふやしてもらっていかないと、もっともっと。これは一番大事なところなんですよね。そこら辺、どういうようにお考えですか、予算づけで。 92: ◯野中委員長 小林学校教育課長。 93: ◯小林学校教育課長 まさしくおっしゃるとおりでございますけれども、先ほども申し上げましたけれども、この制度自体が山梨県のほうの制度でございまして、山梨県のほうにも強くその増員についてはお願いしているところです。来年度、まだ具体的に小学校の配置数がふえるかどうかというのは、まだ聞いておりませんけれども、ふえる方向でお願いしております。  その配置校以外についても、配置でないんですが、派遣という形での予算づけはありますが、それを補完する形で、甲府市のほうでも1名を配置したいということですので、さらに山梨県のほうには、もっと配置をふやしてほしいというお願いはしてまいりたいと思います。 94: ◯野中委員長 清水(仁)委員。 95: ◯清水(仁)委員 出てくる数値というのは物すごく多いんだけど、その数値以外に、知らせない、あるいは知ってほしくないという子供さんがたくさんいるんですよ。今出してもらった数値というのは、言える方の数値だけなんですよね。言えない、知らせないという方がたくさんいるんですよ。そこをやはりスクールカウンセラーというものは見抜いていくのも、一つの仕事の役目なんです。ですから、ここのスクールカウンセラーだけ、もっともっと甲府独自の。山梨県はわかりますよ。山梨県にいうと、国というでしょう、下がってきて。甲府市はすぐ山梨県というんだけど、山梨県はわかりますけれども、甲府市の独自なスクールカウンセラーをつくっていって、まだまだ知らせない子供さんたちを見つけながら指導していくのが、スクールカウンセラーの役目だと思うんです。そこら辺、もうちょっと徹底的にスクールカウンセラーの意味を甲府市のほうも独自でやってもらうような方法をお願いしたいんですが、どうでしょう、もう一度、答弁を。 96: ◯野中委員長 小林学校教育課長。 97: ◯小林学校教育課長 スクールカウンセラーの職務というのは、専門的な見地からの御意見というのは、非常に学校現場としては貴重なものです。ただ、第一義的には、子供たちと担任がよりいい関係を、そこで信頼関係を見ながら、教育活動というものは進んでいくものだと思います。ですので、担任が、より子供たちの様子を見て、早期発見、あるいは早くの相談をしていくということが大事だと思います。その上で、さらに専門的な見地から、スクールカウンセラーにも入っていただきながら、いじめや不登校をなくしていくというのが、一番の大事な点かというように思いますので、そういった点で、教職員と子供たちの信頼をさらに深める。あるいは、教職員がもっと専門的に子供たちを見る、見抜く、そういう力をつけるような研修をさらに進めていきたいというように考えております。 98: ◯野中委員長 清水(仁)委員。 99: ◯清水(仁)委員 じゃ、この問題、最後にします。とにかくことしの新規事業で大変がっかりしました。この予算づけです。もっともっと多くして、多くふやしてもらいたいと思います。教育再生提言ということで、学校にスクールカウンセラーの配置を進め、子供の異変に気づく体制を整えるべきとするということがあるんですね。ですから、ここら辺も踏まえまして、ぜひスクールカウンセラーに関しましては、甲府市独自の考え方で実践してもらいたいと思います。これを終わります。  次に、これはちょっと教育委員長が、教育長がいればよかったんですけれども、これ、ある学校のことですけれども、教育委員会の指導がわかりませんけれども、今、小学校で、中学校でも、卒業、入学式の時期に来ておりますね。ほとんどの各種団体の皆さん方に御招待が行きまして、団体の皆さんが行きましたよね。ですけど、こういった事例があるんですよ。ちょっと私、読みますけど、「各種団体においては、特に子供たちにかかわりの深い団体の会長に、また子供たちに直接かかわりのある方に限らせていただきます」。これ、文面、今、読んでわかるとおり、これは限定された地域の団体の皆さんだけが、学校の入学式あるいは卒業式に来てほしいということでありますね。  これが教育委員会の方針なのか。きょう、教育委員長、教育長いないから、わかりませんけど、教育委員会の方針なのか。あるいは、これが学校独自の学校なのか、あるいはどういう指導をしているかというの、ちょっとわかりますか。教育委員長いなくて、お答えできますか。 100: ◯野中委員長 小林学校教育課長。 101: ◯小林学校教育課長 今の通知についてですか、文面が。詳しくどういう意図が、どういう意図で学校長から出されたかというのは、ちょっと私ども、にわかには把握できないんですが、一般的に学校行事の内容については、それぞれの学校で決めることですので、教育委員会がその内容について、特に来賓についてはどの程度にしなさいというような指導はしておりませんが、とにかく教育委員会の指導としては、学校と地域が連携して、子供たちを育てるようにというようなことを指導しておりますので、そういった中で、それに誤解や、むしろ障害が生じるようなことがあってはならないというように感じております。 102: ◯野中委員長 清水(仁)委員。 103: ◯清水(仁)委員 今、答弁の中で、学校とか地域で出ましたけど、まさしく今、学校と地域と家庭、この三位一体がうまく歯車が合わないと、これ成り立たないのは事実なんですね。この文章を見ますと、全く地域を疎外した文章でありましたね。これは僕、ちょっと間違っていると思うんです。  そうしますと、地域と学校というのは、例えば愛のパトロールにしても、運動会にしても、あるいは相撲大会にしても、地域の皆さんが、各種団体が協力し合って、そして地域でもって学校を盛り上げている。そういう今やっている中でもって、この文面を読みますと、全く地域を疎外しちゃっているんですね。  12月の定例会で、私も釜石の奇跡の話をさせてもらいました。あそここそは、地域と学校の子供たちが本当にふだんからその教えをしてあるということで、釜石の奇跡があったと思うんですよ。  これは今、教育長がいないから、ちょっとわかりませんけれども、やはりこれは、深く言いませんけれども、もう一度、きょう、私が初めて発言させてもらったから、教育委員会とよく相談して、これがいいか悪いか、また私のほうに連絡いただけますか。これ、大きな問題になります、今後。
     学校独自だけの考えでやったら、地域と学校、全く成り立ちませんから。ぜひ、そこら辺をよく、私の発言を理解してもらって、また教育委員会とよく相談してもらえますか。  とにかく教育委員会は、こういった、合併のときにはうまい言葉使っているんですよ。地域の方々の御協力に、地域ぐるみで子供を育ち、教育を支え、推し進めてきた連帯感が、母校への熱い思いとなっておりますとあるんです。で、どこの地区も、呼ばれて、勝手に呼んでくれといっているんじゃないですよ。そこら辺をよく理解してもらって。  教育委員会でそういう指導がなければ、それは学校の管理職の皆さん方の考えだと思いますけれども、何かちょっとここら辺は私、理解できませんから、ぜひ、課長ありましたら。 104: ◯野中委員長 清水(仁)委員に申し上げます。当人が欠席中のところでは、当人の本意もしくは教育委員会の総意を確認することはできません。よって、どうしても聞きたいということであれば、この場を保留にして、あした、もう一度聞くことができますが、いかがいたしましょうか。清水(仁)委員。 105: ◯清水(仁)委員 わかりました。いないけれども、教育委員会の、教育委員の立場の中で、もしできましたら、教育長のかわりにお答えがありましたらということで、お願いします。 106: ◯野中委員長 長田教育部長。 107: ◯長田教育部長 今、委員さんのおっしゃること、よく理解ができます。いずれにしましても、学校だけではなかなか学校行事を円滑に運営するのは難しい状況で、今お話のございましたような地域との連携は不可欠なものだというふうに思っております。学校行事、個別の学校行事につきましては、先ほど担当課長が話しましたとおり、学校長の判断というところが大きいわけでありますけれども、今こうした御指摘や提言がございましたので、よく内容を調査いたしまして、教育委員会としてどこまでできるのか。学校の実態がどこまでそれをすべきなのか、その辺はちょっと調査をしてみたいと思っております。 108: ◯野中委員長 清水(仁)委員。 109: ◯清水(仁)委員 わかりました。ぜひ調査していただきまして、管理職また教育指導もしっかりしてもらいたいと思いまして、終わります。 110: ◯野中委員長 ほかにありませんか。  金丸委員。 111: ◯金丸委員 それでは、予算委員会でございますので、あんまり早く終わっても、皆さん、立場がないでしょうから。それでは、10款教育費、1項教育総務費、1目教育委員会費について質問をまず最初にいたします。  確認の意味でお聞かせいただきたいんですが、先ほど特別職給与費の御説明もございましたが、我が市の教育委員は──確認の上で聞きますよ──何名いて、そのうち教育委員長並びに教育長の給与について、明細をお尋ねしたいと思います。ちなみに、皆さんのお手元にある一般会計の説明書の中に、今、10款1項1目の質問ですからね。ここに給与費のこともあるんだけど、これは特別職というのは多分、市長、副市長、議員とあって、その他の特別職ということであるんだけど、果たして10款1項1目の中では、教育委員が何人いて、教育委員長が幾らで、教育長は幾らかということをまずお答えをしてください。 112: ◯野中委員長 田中総室長。 113: ◯田中教育総室長 まず、教育委員につきましては5名おります。で、教育長につきましては一般職の給与費の中で支出をしております。その他、先ほど説明いたしました総務費の中におきましては、教育委員、他の教育委員4名について、支払いを行うこととなっております。それで、委員長につきましては月額17万1,000円、他の委員につきましては10万円になってございます。これが、総務費の中で支払われている金額でございます。 114: ◯金丸委員 参考までに教育長は。 115: ◯田中教育総室長 教育長はちょっと確認をさせていただきます。確認をして、ちょっと、お答えいたします。 116: ◯野中委員長 金丸委員。 117: ◯金丸委員 皆さんも聞いていたとおり、教育委員長が17万1,000円で、教育委員がそれぞれ月10万円。これだけの報酬をいただいている方たちが、なぜ、きょういないんですか。病院長、さっきいましたよね。病院長、いたでしょう。なぜ教育長、教育委員長、教育委員、一人もいないんですか。どなたか、お答えください。 118: ◯野中委員長 田中総室長。 119: ◯田中教育総室長 私のお答えでよろしいかどうかと思いますけれども……。 120: ◯金丸委員 責任を持って答えられるなら。 121: ◯田中教育総室長 基本的には、通常の事務局において事務を行っている者、管理職がきょうお答えできるかと思って、参っております。教育長につきましては公務のため、あいにくこの時間帯に来れなかったということでございます。委員長につきましては、ちょっと体調を崩しておりまして、欠席をさせていただいたと、こんなことでございます。 122: ◯野中委員長 金丸委員。 123: ◯金丸委員 もう一度言いますよ。きょうは10款教育費の審査です。先ほど病院の審査のときには病院長はいました。本来、教育委員会が行政における当局ではなくて、特別ないわゆる組織だというふうに位置づけられているわけですから、本来、総責任者であるところの教育委員長がこの場にいないというのは、私には納得がまず最初にできない。病気だということであれば、これはいたし方がない。理解できます。教育委員長は病気でしょう。じゃ、教育長は、事務を統括する教育長の他の公務といいましたけれども、議会以上の公務は何があるんですか。お聞かせいただきたいと思います。これは田中室長に、個人的なことじゃないですよ。私も立場で質問する、議員という立場で。あなたも職員という立場でお答えしていただければいいことなので、お願いいたします。 124: ◯野中委員長 田中総室長。 125: ◯田中教育総室長 じゃ、先ほどのまず教育長の給与についてですけれども、基本的に条例上の金額が75万5,000円でございまして、10%カットを継続して平成20年から行っているために67万9,500円ということになってございます。申しわけございませんでした。  ただいまの公務についてでございますが、具体的には教職員についての、本市の教職員全体の辞令交付を受けるためということで、そのかわり、欠席をさせていただくと。時間が調整つけばということであったんですけれども、欠席をさせていただいていると。そのかわり、他の部長以下、職員についてはもちろん、こちらに当然参りまして、その審議の内容については全力で御説明をさせていただくと、こんなことで本日参った次第であります。 126: ◯野中委員長 金丸委員。 127: ◯金丸委員 説明は聞きました。だけど、私は、教育長たる者が、職員の辞令交付式が、議会の予算委員会の10款の審議をするきょうですね。それが理解できない教育長なんていうのの見識が疑われるんですが。ほかの議員さんもよく聞いていてください。議員は、議会に来たり、委員会に出ることが一番大事です。そして特に議員にとって一番大事なことは、言うなれば、しっかり当局が出してくる予算案を審議すると、予算を審議することが最も大事な仕事の一つだと私は思っています。にもかかわらず教育長は、これ以上の公務があり得るわけがないじゃないですか。部長、どう思いますか。先に言います。私、正直言って、この問題いったらば、まずこの10款1項1目、これに対して、まず保留をしたいと思っています。 128: ◯野中委員長 長田教育部長。 129: ◯長田教育部長 教育長につきましては今、総室長が説明をいたしましたとおり、同じ時間帯に、教職員の人事に関する事務がどうしても入ってしまったというふうなことで、きょうはこの時間帯はやむなく出席ができませんけれども、教育長も重々そのことは承知をしております。終わり次第、また確認をして、出席できるように私のほうからも、この場、終わりましたら、話をしてみたいと思っております。今、全く時間帯に他郡市で行われている会議のほうに出席しているということでございます。恐れ入ります。 130: ◯野中委員長 金丸委員に申し上げます。齋藤教育委員長は欠席届が出ております。それで、長谷川教育長に関する問題でございますが、ここで言ってもしようがないんで、保留にして、明日、再審査したらいかがでしょうか。 131: ◯金丸委員 はい。それは自分で言っているわけだから。 132: ◯野中委員長 金丸委員。 133: ◯金丸委員 とにかく、議員の皆さんもよく気がついたほうがいいと思うけど、一番大事な議会で、それも御本人が最高責任者である審査をするところに他の公務を入れるということは、議会を軽視していると言わざるを得ない。それで今まで通ってきたのかもしれない。だけど、やはり大事なことのときは、私たちだって、ぐあいも悪くなることがあるかもしれない。都合があるかもしれない。だけど、責任者でとなると、休むわけにはいかないでしょう。ましてや、額面上は75万5,000円も報酬をいただいていると。年間にしたら、議員よりはるかに多いですよ。議員が900万円ぐらいだと、今、思うんですけども、1,000万円を恐らく超えるでしょう、賞与等入れれば。そういう方がこの会合に出てこないなんていうのは、本来なら、ここにマスコミでもいたら大騒ぎになりますよ。(「いますよ」と呼ぶ者あり)いますか、どっかに。問題意識があればね、マスコミに。あればですよ。  だから、私は、この1目に関しては保留をさせていただきます。  次に、教育委員長も教育長も、ましてや教育委員もいない、考えたら。4人にそれぞれ毎月10万円も払っていて、毎日来るわけじゃないからいいんでしょうけども。まだ言いたいから言っちゃうけど、本来ならば、教育委員が1人ぐらい来たっていいはずだと思うんですが、その辺については部長、どうですか。これは保留としますけどね。 134: ◯野中委員長 長田教育部長。 135: ◯長田教育部長 特別職になっておりまして、勤務体制も、毎日出勤するということではございません。また、議会のほうとも確認をいたしまして、その方向が可能であるかどうか、確認をしたいと思います。 136: ◯野中委員長 金丸委員。 137: ◯金丸委員 とにかくいずれにしても、わかりやすい言葉を使えば、議会なんかどっちでもいいとなめているんだろうと。うちの議員は何を言っても、何があっても、何も言わないだろうからいいだろうというふうな意向でいるならば、我が市の教育は大変問題が出るだろうなと思っております。  そこで、次に教育費の2項小学校費、3項中学校費について質問をさせていただきます。  今回の総括質問でも、我が市の義務教育と呼ばれる小学校6年間と中学3年間の義務教育という問題を考えたときに、20万人にも満たない地方都市であって、甲府市立の小学校を選ばなくてもいい選択肢が3校以上ある。中学校に至っては5校以上ある。これは私学とか国立とか、あるいは他市町村の公立とか含めてですよ。ということは、小学校のうち、あるいは中学校の進学するときに当然、甲府市立の小中学校には進学してこないわけだから、幾ら総括質問の答弁で、地域と云々という話をされても、確実にその定員分だけは我が市の公立の小中学校には来ないわけなんですよ。私は、たまさか地域で育成会の役を仰せつかっています。幾つか事業があると、確かに地元の小学校、中学校に来てくださっている子供さんたちは普通に来れる。しかし、そうでないお子さんは、ほとんど見たことがない。呼びかけても、お友達がいないからといって、来てはくださらない。これが今、我が市の現実ですよ。  ですから、こういう言葉を使いたくないけども、親の経済格差が教育格差につながるという言い方をしちゃ失礼なんだけれども、明らかに皆さんが総括質問でお答えになったように、地域に根差したとか地域を云々だとか、きょうの先ほど清水議員の質問にもありましたけども、言葉では言っていても、現実はそうじゃないという現実。これに対して、我が市の教育委員会はどう考えるんだという、今回は総括質問をしたわけなんですよ。だから、この場があるから、またここで私は教育長なり教育委員と、そういう議論をしたかった。意見を聞きたかったという思いがあるから、さっき保留にしたわけなんです。  それについて何か見解がございますか、教育部長でも、教育総室長でも、あるいは学校教育課長でも。 138: ◯野中委員長 小林学校教育課長。 139: ◯小林学校教育課長 本会議でも教育長が答弁しましたとおり、公立の小中学校の責務は、地域に根差して、そこに住む子供たち、いろいろな能力や、あるいは個性を持った子供たちをすべからく無償で教育をすると。その中で、地域の人たち全体で子供を育てたいということで、地域と連携をしながら、特に今も安全ボランティア等は、8,000人を超える登録をいただいております。それから教育支援員、ボランティアも180人を超えるような方に小中学校に入っていただいています。また外部協力者ということで、地域の方にも、延べですけれども、2,000人以上の方に小中学校に入っていただいています。そういった多くの地域の皆さんとともにやっていくのが、公立小中学校の責務であるし、それは特色だと考えております。そうした特色、責務をしっかり果たしていくことが、公立小学校としての役割だというように考えております。 140: ◯野中委員長 金丸委員。 141: ◯金丸委員 今の答弁は先日の総括質問の答弁の域を脱していないと。ですけど、立場上はそう言わざるを得ない、これもよく理解していますから。だけども、ここで考えていかなきゃいけないのは、何回も同じことを繰り返すようで申しわけないんだけども、こんな人口の少ない地方都市で、そういった選択肢が幾つもあって、決してこれは悪いことじゃないと私は思っている。だけども、小学生の段階から、そういった比較的、教育熱心なというか、あるいはそれが高学力につながるかどうか、私にはわからないけれども、そういったことで、市立小中学校が囲い込みの果ての問題点が出てくるとしたらば、やっぱりこれは考えていかなければいけないと。先ほど先生がお答えになったようないじめの問題、あるいは学級崩壊、学校崩壊の問題も、そういったことが少なからず影響してくるのではないかというふうに私は心配するから、こういう質問をしているわけなんです。  ですから、その辺をぜひこれが先生、検討課題にしていただければ──本来、先生がというよりも、教育委員会がですよね──ありがたいと。ちなみに皆さん、とにかく現在、2つの私立小学校、それから一つの国立の小学校、決して、それがいいと私は言っているわけじゃないですよ。ほとんど限られた層の子弟ばかりです。言うなれば、専門職が多い、親はね。その次に公務員が多い。我が市の小学校に行かせない教育委員会の人はいないと思うけれども、これが現実。そういった現実をしっかり考えながら、甲府市の教育を考えていただきたい。  そこで、甲府市の教育で、小中学校で私が何回も過去において、もう6回か7回、御提言をしているんですけど、甲府教育ともいうべき、甲府市で小中学校学んでよかったと、そういった、特色ある教育をすべきだということで、例えば甲府市の小学校6年間の間に周囲の山々の名前を覚えたり、高さを覚えたり、あるいは登ってみたりということで、今まで御提言してきたつもりなんです。前教育長からは、小学生の社会科副読本に周囲の山の名前載せましたという答弁もいただきました。努力していることも認めます。だけど、私は、大きな思いやる心の持った子というのが教育目標だと聞いているけれども、それ以上に、より明確に、甲府市で生まれて、甲府市で小学校へ行ってよかったというふうな教育を何らかのお考えがあるかどうか、これは学校教育課長にお聞かせをいただきたいと思います。 142: ◯野中委員長 小林学校教育課長。 143: ◯小林学校教育課長 甲府市の指導重点の一番の重点は、思いやる心の育成ということは今、委員さんがおっしゃっているとおりですけれども、それを具現化するために、例えば「なでしこ賞・撫子賞」という形で、よい行いを行った子供たちが市長さんから、それぞれ賞を渡していただくとか、あるいは中高生においてはデモイン市との教育交流をして、またそれを還元する。あるいはデモイン市から子供たちを迎え入れるというような形で、国際的な視野に立った子供たちの育成を行うというような形で、なかなかPRが行き届かないところがあるのかもしれませんけれども、甲府市として独自のそういった、他の市町村ではやっていないようなことをきちっとやっておりますので、さらにそういったものをもっと進めていきたいというように考えております。 144: ◯野中委員長 金丸委員。 145: ◯金丸委員 努力をしていることは私も認めてはいますよ。各いろんな甲府市立の小学校をそれぞれモデル校にしながら、これもほとんどは国からの指示によるんだろうけども。努力は認めるけど、今委員会でも、確か森沢委員さんだったと思うけど、小学校の野外活動を何で黒平等を利用しないで、八ヶ岳へ持っていってしまうのかと、そういう御意見もありましたよね。ですから、私はやっぱり言葉で言うのではなくて、そろそろちゃんと、甲府市にはこれだけすばらしい自然もあるんだよ。施設もあるんだよということも含めて、真剣に教育委員会やっぱり考えていかなければ、どんどん私学の学校に子供は流れますよ。より、いじめも余りない。教育水準も高い。しっかりした教育方針もある。そういうところに流れていく。  私は、この間も話したけど、平成10年の議会で、日本で最初にできた宮崎県の五ヶ瀬中等教育学校、あれを実は総務委員会で皆さんと見に行ったことがありまして、見に行きましょうといって。それが日本で最初の中高一貫の公立の学校でした。今、山梨県と二、三県以外は日本中、全部、公立の中高一貫公立高があります。きょう現在ですよ。ないのは本当に数県だけですよ。次に平成14年には、今から中高もだし、だけど、設置者を考えたらば、これは公立は小中のほうがいいだろうということで、舞鶴小学校をつくるときに、むしろああいったところを公立の小中一貫校にしたほうがいいんだという御提言もさせていただいた。  だから、そういったことは議会ではいろんな議論が出ています。にもかかわらず、相も同じことをずっとやってきて、月に75万円もいただく教育長がいて、10万円ももらう顔の見えない教育委員が4人もほかにいてですよ。これで本当に我が市の教育は大丈夫ですか。といっても、だれもそれに対して責任持って答える人はいない。部長はさっき正直で、途中から来たから、まだ僕、いいと思っているんですよ。始まったときにはいなかった。学校営繕課長は来ていますか、今度は。(「来ました」と呼ぶ者あり)来ていますね。だから、こういうことを普通に考えれば、教育委員会は議会をほとんど軽視している。なめていると言わざるを得ない。これはあなたたちが感じるんじゃなくて、こっちのほうが感じることだから。感じていると思いますけど、皆さんね。感じてないのかな、余り。  いずれにせよ、そういうことで、我が市の教育、今、2項小学校費と3項中学校費について、大まかな説明をさせていただきましたが、ぜひこれから先、お考えをいただきたいと強く要望をして、次は、今度は10款の6項専門学校費について質問をさせていただきます。  まだ時間、大丈夫ですね。 146: ◯野中委員長 簡潔にお願いします。 147: ◯金丸委員 ええ。簡潔に聞きます。6項専門学校費、甲府市立商科専門学校は今後も必要ですか。 148: ◯野中委員長 山崎甲府商科専門学校事務長。 149: ◯山崎甲府商科専門学校事務長 甲府商科専門学校につきましては、平成3年に甲府市の地場企業の下支えといいますか、甲府商業生のさらに一歩踏み込んだ学習機会を提供するために、情報処理に特化した会計処理を教える学校として、地域に貢献しているというふうに考えております。 150: ◯野中委員長 金丸委員。 151: ◯金丸委員 簡潔にということなんで、必要ですかと聞いたんですから、答えてください。 152: ◯野中委員長 山崎甲府商科専門学校事務長。 153: ◯山崎甲府商科専門学校事務長 必要だと考えております。 154: ◯野中委員長 金丸委員。 155: ◯金丸委員 それでは、お聞かせいただきたいんですが、今年度の卒業生の就職率はどうでしたか。 156: ◯野中委員長 山崎甲府商科専門学校事務長。 157: ◯山崎甲府商科専門学校事務長 今年度の本校の就職率につきましては現時点で78.0%です。 158: ◯野中委員長 金丸委員。 159: ◯金丸委員 それでは、現在の在校生の出身地域、甲府市が何%、他地域が何%、教えてください。 160: ◯野中委員長 山崎甲府商科専門学校事務長。 161: ◯山崎甲府商科専門学校事務長 現在、本校、今度2年生になる学生と、新1年生でございますけれども、おおむね60%が甲府市出身の学生でございます。 162: ◯野中委員長 金丸委員。 163: ◯金丸委員 多分、知らない人が多いと思うんで、もう一度いきますけど、人数と定員と、それから受験の倍率、教えてください。つまり、入学定員と志望者が何人いたかってことです。 164: ◯野中委員長 山崎甲府商科専門学校事務長。 165: ◯山崎甲府商科専門学校事務長 平成25年度の募集定員60名に対しまして、志願者59名、入学予定者57名でございます。 166: ◯野中委員長 金丸委員。 167: ◯金丸委員 わかりやすく言います。定員割れですね。どうですか。 168: ◯野中委員長 山崎甲府商科専門学校事務長。 169: ◯山崎甲府商科専門学校事務長 はい。平成23年、平成24年、定員割れでございます。 170: ◯野中委員長 金丸委員。 171: ◯金丸委員 質問は簡明にしましたから、今から私の意見はちょっと長目に言います。皆さん聞いていたとおり、60名の定員のところにここ数年、定員割れをしていると。さらに言えば、我が市の産業の下支えという言葉をさっきおっしゃったけれども、言葉尻を捉えているわけじゃないですよ。我が市がこの専門学校をこの先、維持する必要はないというふうに私は考えています。  予算額的には大した金額じゃないといったら失礼だけれども、専門学校費としては1億5,700万円ですか、この程度の金額でやっていけるんであれば、お遊びの学校つくっておくがいいでしょうと。だけど、市民がもしこういうことを知ったら、今の数字、知ったら、この1億5,700万円は決して、大した金額じゃなくなるわけなんです。1億5,700万円、それに多分、これにはあれは入ってないでしょう。一般管理費だから一般職員の給料は入っているんでしたっけ。たとしても、1億5,700万円をこの学校を維持するためにこれから支出していくことは、やはり納得がいく人は多くはないような気がします。これは私の意見だから。あえて答えはこれ求めませんけれども、ぜひ教育委員会において、教育委員長さんや教育長さんや教育委員さんがこの場にいたら、あなたたちはたくさん給料もらっているんだから、真剣にこの問題考えなさいと言いたいということを言って、この教育費は終わります。6項ですね。  次に、7項の社会教育費、ここについて質問をさせていただきます。  まず最初に、文化振興費かな。エンジン01文化戦略会議オープンカレッジin甲府についてであります。今回、来年度予算で、エンジン01文化戦略会議費として2,000万円計上されております。覚えてらっしゃるかどうかですけれども、平成4年だったか、平成5年。平成4年だったですかね。実は甲府市においては当時、日本文化デザイン会議というものを山梨県と甲府市で誘致をいたしまして、そして、今回予定されているようなこととほぼ同じような──人間は違いますよ。同じような内容で文化デザイン会議というのが行われたことはございます。当時、山梨県の職員が1人、それから甲府市の職員が1人、これに張りつくという言葉があれですけれども、専門職としてそこに出向いたしまして、そして無事に成果を上げたというか、成功したということになっています。  今回、これを2,000万円を計上するに当たって、その辺の日本文化デザイン会議の報告書等を調べて精査した金額ですか。確認をしたいと思います。 172: ◯野中委員長 中澤国民文化祭課長。 173: ◯中澤国民文化祭課長 このエンジン01文化戦略会議オープンカレッジin甲府開催につきまして、今予算委員会へ新年度の予算に計上させていただきました2,000万円につきましては、委員が今おっしゃった文化デザイン会議のほうからではなくて、改めまして今やっておりますオープンカレッジのほうのこれまでの先催市の状況等を勘案して、また、山梨県と協力して行っていくということでありますので、4,000万円を見込みまして、その中で山梨県と事業費を折半というような形の中で、積算させていただいた金額でございます。 174: ◯野中委員長 金丸委員。 175: ◯金丸委員 もう一度、じゃ、もっと基本的なことをお聞かせください。このエンジン01文化戦略会議オープンカレッジin甲府は、どういう過程で、我が市で開催することが決まったんですか。誘致をだれかがしたのか。県が積極的にしたのか。あるいは甲府市がしたのか。実は文化デザイン会議のときは青年会議所が誘致をしました。そういう過程をちょっと教えていただきたいんですが。 176: ◯野中委員長 中澤国民文化祭課長。 177: ◯中澤国民文化祭課長 オープンカレッジにつきましては、委員のおっしゃったとおり、いわゆる誘致というような形、形式的には主催があちら側になりますので、私どもは開催地としての共催という形をとりますので、誘致ということになろうかと思いますけれど、経緯といたしましては、エンジン01文化戦略会議の役員、今は幹事長に就任いたしましたが、山梨出身の林真理子さんのほうが、山梨県での開催というのを希望いたしまして、まず最初は山梨県のほうにお話があったということでございます。  これはもう2年、3年前の話ということでございますが、山梨県のほうでも、それは即答というような状況でなくて、その中で、国民文化祭も含めまして文化ということで検討を進めてきたということでございますが、今も申し上げましたように平成25年、国民文化祭を行う年で、山梨県にとりましても、甲府市にとりましても、新たな文化の発信の年だというようなこともございまして、山梨県のほうでは、これは国民文化祭とあわせて文化振興を図るということで、このオープンカレッジを開催することが是だというようなことで判断をする中で、では、これはあくまでも開催地は山梨県ではなくて、甲府市ということになりますので、それでは山梨県で開催するときにはどこがいいんだろうかというような、当然そういう流れになりますが、これまでの経過を勘案いたしますと、大きな文化ホール、それから大学の講座というようなこと考えますと、やはり甲府市以外には開催場所がないんだろうというようなことがありまして、2年ほど前から甲府市のほうに開催の打診がございました。  ただし、私どもとしても当然、即答というようなわけではございませんので、これまでの長岡、鳥取を視察させていただく中で、十分に協議をさせていただく中、また、山梨県のほうも、甲府市と同じような負担をいただけるというような方向性が見えてまいりましたので、改めて企画政策も含めた政策判断という中で、甲府市のほうで、いわゆる誘致、共催をしていこうというふうな形になったというような経過でございます。 178: ◯野中委員長 金丸委員。 179: ◯金丸委員 どういうふうに今、話してやろうかと思ったんですけど。今聞いていて、山梨県が最初に話があった。で、ふさわしいのは甲府市だということで、持ち込まれたから、企画、現場じゃないですよ、企画部門で恐らく。私も初めて聞いたの、ちょうど1年ぐらい前だったはずだから。甲府市に持ち込まれたと。だから甲府市が検討して、来年度、それを開催市として名乗りを上げて了承したと。で、2,000万円を支出すると。
     今聞いていて、この手のものが、エンジン01の代表理事の林さんたちがやっているの、あくまでも民間団体ですよ。民間団体。言うなれば、でっかい無尽会の集まりですよ。そういうところが、有名人だからといってこういうことをやるから、市は2,000万円出せということが、私はいかがかということを言っているわけなんですよ。  だから、僕に言わせれば、単純なやり方で2,000万円を支出することが、本当に妥当ですか。それ、課長さんにお聞きするよりも、誘致した企画の、その話の相手をした企画の人に聞いてもらいたいぐらいなんだけども。  じゃ、例えばごくごく普通の団体が、甲府市さん、ちょうどいいや。だから、甲府市でこういうことやりたいけどといってきたらば、はいはいといって、2,000万円、ぱっと出せますか。その辺についてどういう見解を持っていますか。 180: ◯野中委員長 中澤国民文化祭課長。 181: ◯中澤国民文化祭課長 まず、もちろん最終的ないわゆる決裁という部分のほうは、企画政策のほうでお願いした部分もございますが、その前段階のほうでは私どもも当然、協議といいますか、検討のほうに入らせていただいておりまして、いわゆる政策決定したものを担当としてというだけの部分ではないというようなことはもちろんございます。  その中で、お話があれば、どのような事業でもというようなことになりますと、これはもちろんイエスというわけではございませんので、すべてのものをお話があればということではございませんが、ここに至る経過の中では、この事業についての有効性というものはある程度は当然、判断をさせていただくということもありまして、私もそうは言いましても、政策決定の前にも一応、文化というような関係もございましたので、事務局も含めて、実際の現場も含めて、幾つかのオープンカレッジを見せていただきまして、そこに集まってくる方、当然、ほとんど市民の方でございまして、その市民の方の顔を見たりとか、喜ぶ姿なんかを見せていただきましたので。これは公費を使うということですから、ただ単にその団体の方が来て、地域で文化を何か事業をやったということではなくて、市民の方、住民の方にそれが還元できるものでなければならないというのは当然、それは判断の中に入っておりまして、少なくも私自身は現場を見せていただいて、これは還元できる内容だというようなことは判断の中で意見として、検討の結果としては発言させていただいたような経過はございます。  ただ、全体、ほかの事業が来たときどうかというのについては、そこまで比較検討はしていないことも事実でございますが、一生懸命、判断させていただいたということは事実でございます。 182: ◯野中委員長 金丸委員。 183: ◯金丸委員 今の答弁で、私は納得しないんですね。例えば一つ例を挙げます。私も勉強になったけど、この間、日本医科大学体育大会というのが毎年やっているんだけど、全国の医学部の学生たちが集まって、スポーツ大会をやると。たまたま甲府市へ日本医科大学体育大会の柔道部門を誘致させていただいた。そしたら、800人からの医学生が集まって、甲府市へ泊まってくれた。そしたらば、後から甲府市の観光課ですか、全国規模は補助金が出ますといって、どのくらい出るんだろうと思って、それは金額だけ聞いただけなんだけど、20万円。補助金じゃなくて、何ていうのかな、あれは。お金が出たそうです、その大会事務局に。800人の人間が2泊なりすれば、相当お金は落ちます。買い物もしていくでしょう。そういう制度としては、これはいい制度だなと私も、誘致してよかったと思いました。  しかし、エンジン01文化戦略会議オープンカレッジin甲府が、もし当時の日本文化デザイン会議とそんなにかわらないものであるとするならば、正直なところ、我が市に対するメリット、観光とか宿泊とか、あるいは飲食とか、どの程度あると考えて、この2,000万円と。4,000万円のうち半分だから2,000万円出しましたという根拠が出てくるのか、私にはよく理解できない。  これに2,000万円というのは真水であって、これに伴う人件費はこれには入ってないでしょう、その専門職員を派遣もそうだけども。その辺だけ先に聞かせてください。 184: ◯野中委員長 中澤国民文化祭課長。 185: ◯中澤国民文化祭課長 委員おっしゃるとおりで、担当職員の人件費はこれとは別でございます。これはあくまでも実行委員会への補助金という形で計上させていただいておりますので、人件費のほうは別でございます。 186: ◯野中委員長 金丸委員。 187: ◯金丸委員 今、期せずして実行委員会という言葉が出たんで、先にその実行委員会ってどういうメンバーなのか、御開示ください。 188: ◯野中委員長 中澤国民文化祭課長。 189: ◯中澤国民文化祭課長 これは今後、まだ検討してつくっていく状況ではございますが、今、先催市などを想定いたしまして、関係するところでありますと、甲府市、山梨県、甲府商工会議所、それから甲府青年会議所、甲府商工会議所の中には事務局及び青年部というようなことでございますが、それに会場となります大学、それから当然、宿泊・輸送がありますので、そういうホテルとか交通の関係の方、観光の方、文化の関係ということで、文化協会とか幾つかそのような方の中で、メンバーのほうは検討しているところでございます。 190: ◯野中委員長 ここでちょっとお尋ねします。金丸委員の質問が長引いております。ほかにこの後、第10款で質問なさる方、いらっしゃいますか。確認したいと思います。  2人、3人と。わかりました。  暫時休憩いたします。開催は午後1時といたします。               午前11時43分 休 憩       ─────────────・─────────────                午後0時59分 再開議 191: ◯野中委員長 それでは、休憩前に引き続き、委員会を開催いたします。  休憩前は、金丸委員の質問に対して当局が答えたところで終わっています。それに対して、もう一度、金丸委員の再々再質問ぐらいですかね。  金丸三郎委員。 192: ◯金丸委員 それでは引き続き、10款7項2目、文化振興費の中のエンジン01文化戦略会議オープンカレッジin甲府の2,000万円が妥当かどうかという質問をしておりますので、引き続きやらせていただきます。  先ほども触れたと思いますけれども、私も調べ直してきましたら、平成4年に日本文化デザイン会議というのをやっております。当初、それも山梨県が2,000万円、甲府市が2,000万円というふうに聞いているから、恐らくそれを前例に基づいて、きっとこういう予算計上したと推測をいたしますが、その当時は、実は担当は企画部であったそうであります。企画部の中の人間がそれを4月1日から担当したということで、今回とはちょっと対応組織が違うということは、私も理解できます。  そこで、先ほど来、幾つか質問しておるんですが、果たしてこの2,000万円が妥当かどうかということで、幾つも質問しておるんですが、やる以上は一生懸命、しっかり精査して、頑張っていただきたいというふうに思いますので、以上をもってこの質問は終わりますが、何かありますか。なければ、いたしませんけど。 193: ◯中澤国民文化祭課長 一生懸命、頑張らせていただきますので。 194: ◯金丸委員 はい。じゃ、これは終わります。  じゃ、続きまして、同じく7項の社会教育費の4目図書館費について、お伺いをいたします。皆さん御存じのとおり、駅の北口に本年度、新しい県立図書館が完成をいたしました。そして、予想以上に混雑というか、隆盛しているというふうに聞いております。そこで我が市の図書館費でございますが、前年に比べると、4,700万円ほど予算も削られております。そうした中で、図書館、山梨県ができたからいいやじゃなくて、私は図書館の運営は、もちろん蔵書でありますけれども、大事なのは人だということを強く過去言ったことがあるんですが、その辺について、来年度どういうふうにお考えになっているか、お聞かせをいただきたいと思います。 195: ◯野中委員長 長田図書館長。 196: ◯長田図書館長 皆さん御存じのように、山梨県立図書館、新館になりまして、3月22日の新聞にも載っております。入館者、それから貸出冊数ともに倍にふえているような状況でございます。  そのような中で、新山梨県立図書館の館長さんもおっしゃいますように、図書館の要素としましては、まず第一に人、そして物、資料ですね。それから施設、また利用者というような順番で、要素としてございます。私ども図書館、山梨県立と比較しましても、資料数、また施設の規模等におきましても、到底、太刀打ちできないような状況ではございますが、人に関しまして、現在、司書24名いますが、いろんな研修へ参加をしたりしまして、レファレンスとかリクエストとかそういったふうな技術的なものの向上を図るために、いろんな研修会に参加したりして、自己研鑽に努めているところでございます。  以上です。 197: ◯野中委員長 金丸委員。 198: ◯金丸委員 はい。じゃ、この目は了解をいたします。  続きまして、5目総合市民会館費についてお尋ねをいたします。図書館費と違って、来年度は大幅な増額がされておりますが、今まで以上に何か新たな事業をなさるのか。あるいは、この増額の理由は何なのかを詳しく教えていただきたいと思います。 199: ◯野中委員長 輿石生涯学習課長。 200: ◯輿石生涯学習課長 総合市民会館費の増額に関する御質問でございますが、これにつきまして、総合市民会館については平成2年に建設をいたしまして、築22年が経過しております。そんな関係で工事請負費といたしまして今年度、外壁の改修工事に2,600万円を計上したのが一番大きな理由でございます。経年劣化によりましてタイルが剥がれ落ちている。それを補修する工事でございます。 201: ◯野中委員長 金丸委員。 202: ◯金丸委員 増額の理由がわかったから、よしとしますが、いずれにしても総合市民会館というのは市民の利用度も非常に高いですし、私も時々使わせてもらっておりますけれども、あの施設が25年たっても、まだまだ我が市にとっては大事な施設でありますから、引き続き頑張っていただきたいということを言いまして、以上をもちまして、私の10款教育費に関する質問は終了させていただきます。  以上です。 203: ◯野中委員長 長谷川教育長。 204: ◯長谷川教育長 おくれて大変申しわけありませんでした。実はきょうは山梨県教育委員会で教職員人事発令という日に当たっていまして、これは直接、山梨県教育委員会から各それぞれの教育長を通して、また校長先生たちに辞令発令書を手渡すという儀式、会議がございましたもので、私自身も、そちらのほうも欠かすことができなかったということで、何とか1時には間に合ったんですが、そのようなことで、最初の部分から参加することができなくて、大変申しわけなく思っています。  決して議会を軽視するような、そんな気持ちは毛頭ありません。むしろ、こういうことがありましたので、ますます甲府市の教育行政にさらなる一生懸命に頑張っていかなければならないという、今はそんな気持ちでいっぱいにさらされております。  本当に御迷惑かけました。ありがとうございました。 205: ◯金丸委員 了解です。保留も解除いたします。 206: ◯野中委員長 保留、了解ですか。 207: ◯金丸委員 はい。解除いたします。 208: ◯野中委員長 ほかに質問はありませんか。  兵道委員。 209: ◯兵道委員 それでは、教育費関係で2点ほどお伺いいたします。  最初に、通学路の安全の確保についてお伺いしたいと思います。8款の土木費の中に通学路の交通安全対策ということで、ハード部分の改善ですね。そういう予算計上されております。教育費という中で、昨年、緊急の点検を行ったというふうに理解しております。で、全体像、例えばハード面の改善を要する部分もありますし、あるいはソフト対策みたいなものも講じなければいけないと、そんなような通学路の安全対策だと思いますが、教育部として通学路の安全確保、ハード部分を除いて、どういうような対策を講じられるのか、これについてお伺いをしたいと思います。 210: ◯野中委員長 白倉学事課長。 211: ◯白倉学事課長 この夏に、通学路の合同点検というものを各関係機関、道路管理者及び警察との共同のもとに合同点検を実施いたしました。その結果、甲府市でも何カ所かの改善を要する部分がありました。ハード部分につきましては、各それぞれの所管する道路管理者、警察のほうで対応していただくこととなっておりますが、教育委員会としましては、このハード部分の進捗管理という部分に重きを置くとともに、各学校においては児童生徒に対して、通学時の安全な登校に資する指導をしていくように指導するところでございます。  以上です。 212: ◯野中委員長 兵道委員。 213: ◯兵道委員 今、お答えをいただきました。午前中も学校、地域、それから家庭と、このような形で子供たちが安全・安心に学校生活を送れるようにということで、特に子供に対する安全教育もすごく重要なことだと思います。これまでの経験からいきますと、地域の力といったものも非常に重要になってくるかというふうに思います。例えばPTAなんかは通学路危険箇所に、立ち番という形で、子供たちの横断とかそういうものを見守っていると。あと、地域のボランティアの方々が一生懸命、通学路の危険箇所に立って、子供たちを交通事故から守るといったようなことも、甲府市内でも多く取り組みが生まれてきているというふうに思っていますが、そういった地域の取り組みに対して、教育行政として、平成25年度以降、どういうふうに地域の方々に対して、そういった協力を求めながら、通学路の安全、ハード部分だけではなくて、そういった人の力もかりながら、子供たちの安全を守るということについて、方針といいますか、お考えを聞かせていただきたいと思います。 214: ◯野中委員長 小林学校教育課長。 215: ◯小林学校教育課長 現在、スクールガードといいまして、登下校する子供たちの通学路に立って、地域の方がボランティアで指導してくださる方が、今年度で8,131人登録していただいております。年々、これ増加しておるところですが、そういった方々に、さらに今年度、1月にも実施いたしましたが、スクールガードの方のための研修を行っております。先進的な事例、こんなようなところでこんな活動をしているというような研修をしまして、各学校からスクールガードの方にも一緒に参加していただいて、こんなようなやり方があるというようなことを皆さんに知っていただいて、さらにこの輪を広げていただきたいというようなことで取り組んでおります。 216: ◯野中委員長 兵道委員。 217: ◯兵道委員 ありがとうございます。ハード的な改善の必要性というのは、必ず予算的な話がついてまいりますね。土木費の中でグリーン塗装とかそういった予算づけされておりますが、今のそういった地域の方々の御協力をいただくというのは、必ずしもそれほど予算も必要にならないというふうに思っております。  こういった安全確保については、予算が伴わなくても、そういった方々のぜひ地域の御協力、これ学校を核として、そういった地域のまとまりといいますか、そういったものが生まれてくると、取り戻せるのかなというふうに思っていますので、先ほど午前中、清水委員の御発言の中に、私も衝撃を受けたものがありましてね。ぜひとも真の意味で子供たちの安全を守るというそのことで、学校と地域とそれから家庭、そういったものはますますこれから連携協力していく、そういうことが必要だなというふうに思いますので、平成25年度以降もぜひ地域を巻き込んで、子供たちの安全をみんなで考えていきたいと、そのような風潮を、取り組みをお願いしたいというふうに思いますので、これは要望ということで、この件に関しては終わらせていただきます。  次に、学校の校庭の関係で、ちょっとお伺いをしたいんですが、御案内のとおり、本市のどこの小中学校も土のグラウンドですよね。非常に風が強い日には、ほこりがすごく舞い上がって、近隣の方から苦情が来るといった事例をよく耳にいたしております。昨年、総合防災訓練で会場となった小学校も、土のグラウンドで、ヘリコプターがおりるときに、水をまいても、なおかつ非常な風圧でほこりが飛び込んできて、何かこのほこり対策って、どうにかならないかなと。通常の風の強い日も、そういった近隣からの苦情とかもあるかと思います。こうした学校グラウンドに、そういったほこりの対策というのは今後、お考えはあるでしょうか。 218: ◯野中委員長 望月教育施設課長。 219: ◯望月教育施設課長 学校のグラウンドの整備についてお答えいたします。  委員おっしゃっているように、これまでの学校のグラウンドの砂が風で、特に北風で、近隣の皆様には御迷惑をおかけているという状況はよく認識しております。対策は、おっしゃっているように、水をまけるような、かん水ができるような設備は整えておりますし、また特に風向きの方向には、いわゆる防球ネットにプラスアルファして、防砂ネットと呼ばれておりますネットを設置しております。それでも、非常に巻き上がったような砂のときには、植栽を植えたとしても苦情というのはございます。  学校施設の耐震化整備を終えまして、今後、学校のグラウンドを年次的に整備できるように、来年度の予算には盛り込みを始めております。今、一番いい方法として、火山灰を混ぜ合わせたグラウンドの土を整備しますと、昨年度実施しました北新小学校等を見ていただいてもわかるんですが、非常に落ちついた状況になっておりまして、そういったことが抜本対策になるのかなというふうに考えております。  以上でございます。 220: ◯野中委員長 兵道委員。 221: ◯兵道委員 ありがとうございました。今、御答弁の中で、来年度以降、そういった特殊といいますか、そういった土でほこりが舞わないようにといったようなことをお考えだということですが、私、以前、本会議でも斉藤議員のほうからも、学校の校庭の芝生化ということも本会議の中で取り上げられたこともございます。私も前に鳥取方式という方式で、地域の力をかりながら安く維持管理できるような、一級の競技場の芝ではなくて、その辺の雑草的なものも植えながら芝生化をしていったらどうかと。これは、子供たちが運動するにも、下がやわらかいということになれば、それほど捻挫とかそういうけがをすることもないですし、こうした緊急時のときにわざわざ水をまかなくても、緊急のヘリがおりたり、あるいはこういった周辺のほこりの対策にもなるのではないかといったようなことで、芝生化ということも取り上げたことがございますが、今のお答えの中で、必ずしもそのような方向性については、今のところ考えていないというようなことでよろしいでしょうか。 222: ◯野中委員長 望月教育施設課長。 223: ◯望月教育施設課長 そうですね。前にも御答弁させていただいていると思いますが、社会開放しているスポ少、特に野球とかサッカーとかそういったところの兼ね合いもございまして、学校のグラウンドがいろんな形で活用されているという状況を踏まえますと、今のところ、芝生について前向きに進めていけるというふうには、ちょっと考えておりません。  以上でございます。 224: ◯野中委員長 兵道委員。 225: ◯兵道委員 あえて突っ込みはしませんけれども、今、課長さんのほうからお答えあったように、地域スポーツにも開放をしていますよね。年々、プレーヤーも高齢化をしているような状況ございますね。そういった方々も安心してプレーができるような、そんな環境づくりも今後、考えていく必要があるのではないかといったようなことで、確かにいろんな団体が夜間も使っておられますし、昼間もスポ少とかで使っているという状況、そういう関係で、芝の管理も結構大変だという問題点は、私も十分承知をしているんですけれども、あえて、A級の競技場にする必要はないと。それであるならば、先ほど申し上げましたそういった鳥取方式みたいな感じで、地域と一緒に芝を植えながら、育てながら、一緒に管理をして、一緒に楽しむと、そういったようなことも、一つ方向性としてはあるんではないかなというふうに思っております。  また、今後何かの機会で、こういったことについて、いろんな課題を探りながら提案をしていきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いします。  以上で質問を終わります。 226: ◯野中委員長 あとは3人でしたね。ほかにございませんか。  清水(英)委員からいきましょう。清水(英)委員。 227: ◯清水(英)委員 まず質問は、小学校給食の民間委託化についてお尋ねをいたします。  先ほどの御説明や資料では、平成25年度、調理関係の職員さんが減って、そして委託費がふえていくということだと思いますけれども、平成25年度の予算で小学校給食調理業務の民間委託の動きが、どのように反映をされているか、少し御説明をお願いします。 228: ◯野中委員長 白倉学事課長。 229: ◯白倉学事課長 平成25年度の小学校給食の委託につきましては、昨年度、改築をいたしました4校の委託を、本年の4月から委託による調理をしました給食の提供が始まります。また、来年度におきましては、今3月補正で前倒しで予算化をさせていただきました大国小学校、池田小学校2校の給食室を改築いたしまして、再来年度への委託化に向けた準備を平成25年度、行っていきたいというふうに考えております。  以上です。 230: ◯野中委員長 清水(英)委員。 231: ◯清水(英)委員 先ほど山田弘之委員からも御指摘あったとおりですけれども、給食というのは教育の一環でもございますし、食育の観点など考えますと、やはり市が直営で自校方式で進めていくということが、非常に大切だと思われますし、このように民間委託が大きく進んでいく。特にこの平成25年度、4校ということですから、本当に加速をするということを強く危惧をいたします。これは民生文教委員会でも申し上げましたけれども、民間の割合がだんだんふえていくに従って、特に半数を超えるようになってくると、民間業者の発言がとても強くなると。当初言われたような経費の節減のようなことも難しくなってくるということが指摘されておりますので、民間委託を推進するという方向について、賛成はできません。見直していただきたい、これは要望いたします。  続きまして、就学援助についてお伺いをいたします。就学援助についてですけれども、これは本会議や民生文教委員会でもお尋ねしてきたところですけれども、いわゆる新3項目、クラブ活動費、生徒会費、PTA会費について、ぜひともこれは実施をしていただきたい。経済的な困難を抱えた御家庭のお子さんが、安心して学問に打ち込める。就学できるということのために、ぜひともこの新3項目、実施をしていただきたいと思いますけれども、平成25年度についてはどのようになっておりますでしょうか。 232: ◯野中委員長 白倉学事課長。 233: ◯白倉学事課長 平成25年度予算の中には、その新3項目については含まれておりません。 234: ◯野中委員長 清水(英)委員。 235: ◯清水(英)委員 繰り返しになりますけれども、経済的な問題が教育格差、あるいは子供さんたちが教育を受けるのが本当に困難になるということが起こらないように、この新3項目についてはぜひとも実施していただきたいと強く要望して、質問を終わります。 236: ◯野中委員長 清水(英)委員、2点とも要望でよろしかったですね。 237: ◯清水(英)委員 はい。 238: ◯野中委員長 次が、内藤委員。 239: ◯内藤委員 各部局に聞いておりますが、緊急雇用創出基金事業が平成24年度で終了ということで、教育部関係を見ますと、小学校費、教育振興費で、平成24年度当初予算で622万円、中学校費、教育振興費で207万円、文化振興費で1,124万円と、このように計上されていたのが平成24年で終了ということで、労政課のほうの答弁の中で、全庁的に見ると、118事業で512名の雇用を創出してきたということですけれども、労政課のほうでは、この緊急雇用創出基金事業は終わるけれども、かわりの事業に手を挙げてくれないかということで、それぞれ要請がいっているかのような答弁があったんですが、教育部のほうとしては、こういった新しい雇用をつくり出すということで、何か検討はされてきたんでしょうか。 240: ◯野中委員長 田中教育総室長。 241: ◯田中教育総室長 ちょっと確認をさせていただきたいと思います。そういう項目があれば、部内で対応可能なものについてはそれぞれの部署で協議をして、利用、活用できるものについては活用を図っていくということで、ただ結果として、該当するものはなかったのかなというように理解をしていますけれども。
    242: ◯野中委員長 内藤委員。 243: ◯内藤委員 ほかの部で聞きましたら、今度のそれにかわる事業は、条件がなかなか厳しくて、本当に一部の事業しか採択できなかったということを聞いています。確認しますけれども、労政課のほうから話があって検討したけれども、手を挙げる事業はなかったと、こういうことでよろしいですか。 244: ◯野中委員長 田中教育総室長。 245: ◯田中教育総室長 はい、そのとおりでございます。 246: ◯野中委員長 内藤委員。 247: ◯内藤委員 それでは次に、特別支援教育支援員についてです。午前中の山田弘之委員の質問の中にもありましたけれども、この特別支援教育支援員、平成23年度が22名、平成24年度が26名、平成25年度は何名予定していますか。 248: ◯野中委員長 小林学校教育課長。 249: ◯小林学校教育課長 26人でございます。 250: ◯野中委員長 内藤委員。 251: ◯内藤委員 そうしますと、今年度は、増員は見送りということでいいですか。 252: ◯野中委員長 小林学校教育課長。 253: ◯小林学校教育課長 学校教育課の予算としては、1名増の形で出ております。細かくいいますと、平成23年度は学校教育課の予算としては25名分だったんですが、1名、人事課のほうで障害者雇用という形で1名入っていましたので、トータルとしては26名だったんですが、学校教育課としては25名のものを1人ふやして26名という形で、来年度の予算を組んでおります。 254: ◯野中委員長 内藤委員。 255: ◯内藤委員 あと、教育支援ボランティア、平成24年度、183名、延べ2,349回ということですけれども、平成25年度はどうなんでしょうか。 256: ◯野中委員長 小林課長。 257: ◯小林学校教育課長 教育支援ボランティア制度そのものが、主に市内の4大学にボランティアの募集をかけて、その中で、学生さんが応募してくると。それとあわせて、学校とのすり合わせの中で、具体的に決まってくるものですから、最初から何名というのはなかなか難しいところがあります。それからあと、それとともに地域の教員OBを中心とした地域の方も年々増加しておりますが、そういった方にも学校を通して声をかけていただくということで、現状では、山梨大学の学生さん等も学部の定員等が減ってきているようなので、これまでは年次的にずっとふえてきたんですが、今後同じような形でふやしていくというのは、なかなか難しい状況がございますが、なるべく一人でも多くボランティアのほうが応募できるような形で、いろんなところを通して周知してまいりたいというように考えております。 258: ◯野中委員長 内藤委員。 259: ◯内藤委員 午前中の課長のお話でも、学校側の要望としては、もう少し欲しいというような要望も出ているということですので、教員の多忙化などを初めといたしまして、一人一人、特別な支援が必要な子供たちというのは確実にふえています。本当に現場の声に応えるような体制をとっていただきたいということをお願いいたしまして、最後、もう一つ、学校保健安全計画、課長でいいですか。  本会議でも取り上げました山梨県教育委員会の調査によると、県内の小学校1年生から高校3年生まで、中学3年生男子を除いて、全学年で肥満の割合が全国平均を上回っているというような結果が出ておりました。新聞報道などによりますと、県教委のほうでも、それぞれ学校保健担当を集めて、いろいろ対策をとっているようですけれども、甲府市としては、子供たちの保健の問題、今度のこういった結果を受けまして、どのように対応していくのか。 260: ◯野中委員長 白倉学事課長。 261: ◯白倉学事課長 肥満対策に関しましては、現在におきましても、各学校で定期健康診断のほか、随時に発育測定などを行う中で、児童生徒の肥満度ということを把握するよう努めておるところでございます。これに対しまして、肥満という特殊な、一般的な話なんですけれども、対応についてはかなりセンシティブなところがございまして、いじめにつながったりというような状況があったり、本人がそれによって拒食症になったりというような状況も伺っているところでございます。  そんな中、各学校におきまして個別に保健指導等を行って、その子の様子を見ながら対応をしているのが現状でございます。 262: ◯野中委員長 その前に、白倉課長、センシティブな対応といいますけど、センシティブも日本語で訳して、それを添付しておいてください。白倉課長。 263: ◯白倉学事課長 プライバシーといってもあれですね。心理的に負担のかかるような内容というふうに理解をしていただければよろしいでしょうか。済みませんでした。 264: ◯野中委員長 内藤委員。 265: ◯内藤委員 現在、甲府市の学校保健としてやっている検査は、ギョウチュウ検査、尿検査、結核検診、心臓検診などを今、実施しているということだと思います。それで、本会議でも出ました尼崎市では、11歳、14歳を対象に血圧検査、血液検査も含めてやって、そこでいろいろ、夏休み期間中の1日、休みを使って、その検診をやって、午後は保護者と一緒に保健指導を受けるというのが、非常に効果を上げているということが、国民健康保険の運営協議会での視察で見てきました。だから、これまで以上に、こういった結果も出たところで、尼崎市のように血液検査をやれという話には、すぐならないと思いますけれども、もう一歩踏み込んだ保健教育というのが必要になってくると思いますけれども、この結果を受けた山梨県教育委員会の研修内容というのは把握していますか。 266: ◯野中委員長 白倉学事課長。 267: ◯白倉学事課長 研修の内容は、把握はしておりません。 268: ◯野中委員長 内藤委員。 269: ◯内藤委員 これ、尼崎市のほうでも担当しているのは、こちらでいう健康衛生課。というのは、健康衛生課と、教育委員会の保健師さんたちの連携という中で取り組んでいるようですけれども、今の子供たち、運動不足、野菜不足なんかで、高血圧、高血糖、高尿酸、この辺が小学校、中学校のころからもう出ていると。だけど、自覚症状がないもんだから、それを余り深刻にとらえないで、そのまま大人になっていくというようなことで、子供のころから、そういったことに意識を持たせようというのが、向こうで勉強してきたことです。  12月議会で金丸議員が取り上げまして、このときは特定健診ということで取り上げたので、保険者である甲府市の国民健康保険、市民生活部長が答弁したんですが、その中で、尼崎市など先進例を研究してというような答弁がありました。ぜひ、教育部のほうも、そういった先進事例を勉強していただいて、こういった対策を強めていただきたいと思いますけれども、最後に御見解があれば伺います。 270: ◯野中委員長 白倉学事課長。 271: ◯白倉学事課長 学校保健につきましては、学校保健安全法に基づいた健康診断を各学校において実施しております。現在、学校保健の場においては、健康診断において疑わしいものをピックアップして、それを医療機関へつなげていくという役割があろうかと思います。そんな中で、国民健康保険課のほうで、そういう御答弁があったということであれば、私ども教育委員会につきましても、できることは協力をする中で、取り組みをしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 272: ◯内藤委員 終わります。 273: ◯野中委員長 午前中、通告のありました人、最後になります。  長沢委員。 274: ◯長沢委員 それでは、教育振興費、また教育費全体にもかかわってくることかと思いますが、教員の先生方の心身ともにの健康ということについて、お伺いをさせていただきたいと思います。  まず初めにお伺いしたいんですが、国でも、また山梨県でも発表していると思うんですが、先生方の中で、心の健康を害して休職をされている甲府市の教員の方の数を教えていただければと思います。 275: ◯野中委員長 小林学校教育課長。 276: ◯小林学校教育課長 甲府市内の県費教職員ですけれども、862名のうちに、精神疾患等で今年度、休職をした者は5名でございます。うち3名は、来年度、復帰する予定でございます。  以上です。 277: ◯野中委員長 長沢委員。 278: ◯長沢委員 ありがとうございます。心と体はもう一体だと思いますので、それ以外にも、体を壊しているということで、実はそういった内容にもなるような先生方もいらっしゃるのではないかと私は思っているんですけれども、学校は子供のために100%あると思っております。将来の社会を支えてもらうために、また、子供自身が幸福な人生を送る力をつけさせるために、学校で先生方から御指導いただいていると思いますが、その先生方が伸び伸びと確信を持って子供たちを指導していくことが、また保護者の皆さんも安心して子供を預けられるということになってくるんだと思います。  ところが、今、いろんな講演を聞きますと、一人一人の先生方の持っている仕事量の負担が非常に大きくなっているというようなことにも聞き及んでおりますけれども、その辺に関する御見解はいかがでしょうか。 279: ◯野中委員長 小林学校教育課長。 280: ◯小林学校教育課長 今、学校に関する関心が、もともと日本は関心が高くて、いろんな社会的な課題を含めて、教育課題を学校において解決してほしいというような流れもございます。例えば環境教育とか何々教育というものが、いろんな形で学校に入ってきています。そんな中で、新学習指導要領では授業時数がふえております。その中でも、教師は教える時間がふえているにもかかわらず、いろんな教育を学校教育の中へ含めろということで、なおさら負担は大きくなっております。さらに、今、いろんな子供たちが学校に入ってきております。これまでは特別支援学校等に行っていた子供たちも、ノーマライゼーションの中で、普通学校に入ってくるケースも多いです。そういった子供たちへの指導が、いろんな支援の人が入っても、どうしても負担はさらにふえるというようなことで、さらに家庭の教育力というのは、指摘されていますけれども、昔に比べれば低下していると言われている部分もあります。そんなことで、家庭と協力するという部分で、難しくなっているような事例も多々あります。そんなことで、仕事量的にも、対応の難しさも年々増している状況にあります。  そんなことから、甲府市の教育委員会としましては、人的な支援ということで、先ほど申し上げましたけれども、特別教育支援員というような形での支援とか、あるいは市単での補助教員を8名、問題を多く抱える学校や大規模な学校へは派遣するとか、そういう人的な支援。それから、教師の事務量を減らすためのITC化ですね。教師一人一人へのパソコン配置によって、事務的なものをなるべく減らしていこうと。また内容的にも、これまで指導要録といいまして、児童生徒一人一人の成績や生活の様子を毎年記録して残しておく公簿があるんですけれども、それを電子化いたしました。これまで全部手書きで書いていたものをパソコン入力でできるような形で、その部分だけでも大きな改善ができたということで、ITCや、あるいは人的な支援、それから教員に対する、例えば教員も精神的な悩み等があった場合には、それを相談窓口を甲府市としても設けておりますので、そういった部分でのサポートもしております。  以上です。 281: ◯野中委員長 長沢委員。 282: ◯長沢委員 ありがとうございました。さまざまな取り組みをされているということで、ぜひとも、そういったことで負担をいろんな意味で軽減できればと思っております。  ただ、一番大事なことは、現場で子供たちを指導する先生方が、教育委員会としてこの現場の先生方との連携、信頼関係、しっかりと必ず教育委員会として現場の先生方を守っていくんだ。子供たちのために先生方、しっかり現場で元気に指揮とっていただけるように、教育委員会として現場の先生方を守っていくということについて、一言、教育長がお見えになっていらっしゃいますので、御意見を伺えればと思います。 283: ◯野中委員長 長谷川教育長。 284: ◯長谷川教育長 今、委員さんの御指摘ありましたように、教育委員会の使命というのは、学校現場をきちっと支援すること。その支援の中身については、子供に対して、また、それを指導する先生方に対してとか、そういう広い意味も持っています。今、先生の御指摘いただいたことを踏まえて、今後もより一層努力していきたいと思っています。  以上です。 285: ◯野中委員長 長沢委員。 286: ◯長沢委員 ありがとうございました。百年の大計は人づくりと言われておりますので、そういう意味では、教育というのは最も大事な事業になると思いますので、子供たちのために現場で指導する先生方をしっかりとサポートしていただけますよう、具体的には現場の先生方の話をより一層、平成25年度、教育委員会として細かく聞いていっていただける機会をふやしていただけますように強く要望いたしまして、質問を終わります。ありがとうございました。 287: ◯野中委員長 以上で、午前中に通告をいただきました質問は、すべて終了いたしました。ほかにありますでしょうか。  石原(秀)委員。 288: ◯石原(秀)委員 公立学校のエアコンの整備についてお尋ねしたいと思います。昨年の予算委員会におきまして、我が会派の鈴木委員が、熱中症対策に関連してということで、エアコン設置をということで質問されておりました。そして、昨年の決算委員会では、私からも、夏に間に合わなかったんですねというようなところの質問もさせていただきました。あわせて12月の民生文教委員会で、今後の予定についてもお尋ねしているところでございます。  まず確認の意味なんですが、平成24年度、平成25年度も継続して、さらに進めていくということは了解しておるんですが、現時点での完了しているところの数、そして、もう既に稼働しているところをお知らせください。 289: ◯野中委員長 望月教育施設課長。 290: ◯望月教育施設課長 それでは、エアコンの整備についてお答えいたします。  初めに、今年度、整備を行いましたのは11の中学校すべてに、普通教室、特別教室にエアコンの設置を行いました。したがいまして、現在、稼働しておる状況です。  以上です。 291: ◯野中委員長 石原(秀)委員。 292: ◯石原(秀)委員 了解しました。平成25年度、また整備を進めていくということでありますが、平成25年度の予定をお知らせください。 293: ◯野中委員長 望月教育施設課長。 294: ◯望月教育施設課長 平成25年度につきましては、小学校25校のうち10校、整備を行います。スケジュールでございますが、国の補正予算に対応して前倒しをさせていただきましたので、当初予算と比較いたしまして、契約工期という点では当初、7カ月半必要としていたんですが、夏休み工事を施工できることになりましたので、約6カ月。1.5カ月短縮できる見込みというふうに考えております。  以上です。 295: ◯野中委員長 石原(秀)委員。 296: ◯石原(秀)委員 1.5カ月短縮ということ、それは児童生徒にとって大変ありがたいことだと思いますが、具体的に何月から稼働できるかというところ、お知らせください。 297: ◯野中委員長 望月教育施設課長。 298: ◯望月教育施設課長 具体的な日取りについての御質問でございますが、スケジュールにエアコンが影響します要因というのが幾つかある中で、一番割合を占めておりますのが、全国的に学校施設にエアコンの整備を進めている、増加傾向にあるということ。それから東日本大震災以後、エアコンが急激にガス式のエアコンを整備する学校がふえたという状況から、受注生産で整備をしています。要するに、工場製作いたします製品が年々おくれている状況にございます。こうしたことで、大変申しわけないんですが、いつから試運転、試運転できるということは、供用開始できるということになると思うんですが、いつから試運転できるということに関して、今現在、明確にちょっとまだお答えができない状況でございます。  したがいまして、いろんな不確定要素がある中で、せっかく整備するエアコンですので、早くその恩恵が享受できるようにしてあげたいという強い気持ちはありますので、請負業者さん、まだ確定はしておりませんが、請負業者さんと、今年度、私どもが経験したノウハウを検証しまして、どこをどうしたら、早くどこを手配したら、少しでも工期が短縮できるのかといった点につきまして、綿密な協議をしてまいりたいと、そのように考えております。 299: ◯野中委員長 石原(秀)委員。 300: ◯石原(秀)委員 品不足とかそういう社会的情勢というのは、今の御答弁で、ある程度わかるのですが、特に夏休み明けの残暑厳しいときに、みんな生徒さん、児童さんが、楽しみにしているんですよね。昨年度、平成24年度から始まっていることから、もう、みんな楽しみにしています。ぜひ、本当に早く発注をしていただいて、一日も早く整備をしていただきたいというふうに思います。  そしてあわせて、例えば夏休み以降に稼働できないような状況のときには、学校は当然でございますけれども、生徒児童さん、あわせて御父兄の皆さんに、こういう状況なので、いつから稼働できますというふうなことを周知する必要があるんじゃないかと思うんですが、その点について、お考えいかがですか。 301: ◯野中委員長 望月教育施設課長。 302: ◯望月教育施設課長 御指摘のとおり、よく認識をしております。校長会等を通じまして、詳細な行程等、明確になりましたところで、改めて徹底してまいりたいと、そのように考えております。 303: ◯野中委員長 石原(秀)委員。 304: ◯石原(秀)委員 うちの会派の先輩議員の皆さんは十分、御承知いただいていると思うんですが、私自身、すごく暑がりで汗かきなんです。なので、本当に児童の皆さんが教室暑い中でねというの、本当にかわいそうだと思います。今、御答弁いただいたように、本当に児童の皆さん、楽しみにしていますんで、極力急いでやっていただきたいということを強く、本当に強く要望します。  以上で終わります。 305: ◯野中委員長 ほかにありますか。  荻原委員。 306: ◯荻原委員 じゃ、一点だけお願いしたいんですけど、小中学校の建設費の中で、職員室の関係を聞きたいんですけれども、うちの地元の大国小学校の職員室なんかへ行きますと、先生方が机がお一人一人なくて、何か長細い机に3人ぐらいがいすを突っ込んで、利用されているですね。大変悲惨な状況で、大国小学校だけかなと思ったら、大里小学校から来た先生が、いや、大里小学校も、これよりかもっとひどいと。城南中学校はもっと大変だとか、山城小学校もこうだよとか、全部調べたわけじゃないですけど、甲府市のそういう南部の学校は、かなりそんな状況で。原因は、机ぐらい、じゃ買えばどうですかと。だけど、狭過ぎて入らないですね、もともと。甲府市のそういう、一部かどうかあれですけど、物すごく狭いと。これも市外とか県外の、私の知る限りの学校の先生に聞いたら、みんな、こんなことはないと。当たり前のように普通はスチール机があって、仕事ができると、こういう話なんですけど。  まず聞きたいのが、職員室の面積みたいなものですね。これ、つくるとき、全部多分これ学校つくるとき補助事業なので、いろんな基準があって、面積が決まって、学校もつくるということになるんだろうけど、どういう基準で面積が決まっていくのか、ちょっとその辺を教えていただけますか。 307: ◯野中委員長 望月教育施設課長。 308: ◯望月教育施設課長 まず、整備を行います基準面積でございますが、国のほうから、クラス数に応じた校舎のトータルの面積という基準面積がございます。したがって、これが補助対象面積ということになりますので、これまで補助対象面積の範囲の中で、施設整備を進めてまいりました。  以上です。 309: ◯野中委員長 荻原委員。 310: ◯荻原委員 そうすると、補助基準があって、トータルの面積が決まって、そこを各教室やいろんなものを割り振ってというと、職員室が遠慮して小さくなってきたっつこんですかね、恐らく。どういう理由でそうなっているのかわからないですが。昔はそれでよかったとは言えないですけど、今だんだん、それだと厳しいんだろうと。先ほど長沢委員のお話にもありましたように、仕事がふえて、書類の山なんですね。で、1人1台パソコンなもんですから、とても仕事もできる環境でもないし、書類の整理だって、これできなくて、ちょっとこれ、執務環境として余りにもひどいなと。平成25年度、あるいはそれ以降でもいいんですが、こういうのを何か改善していく必要があると思うんですが、その点いかがでしょうか。 311: ◯野中委員長 望月教育施設課長。 312: ◯望月教育施設課長 委員おっしゃっているとおり、補助面積の中で、まずは児童生徒が活動する面積を当然、必要なものを確保していくということから、職員室は十分なゆとりがあるかといえば、決してそういう状況ではないということはよく認識しております。  今後の対応といいますか、現状でのやりくりということになりますが、まず教室の配置をしていく過程の中で、配置のやりくりをしていただいて、一つの職員室ではなくて、学年ごとの第2職員室というような対応を学校長にはお願いしている状況であります。  以上です。 313: ◯野中委員長 荻原委員。 314: ◯荻原委員 本当は職員室一つがいいので、増築ができるような部分があれば、そういうこともお願いしていきたいと思っています。ぜひ全部調査をして、年次的に何か計画をつくっていかれるようなことをやってもらいたいんですけど、いいですか、そういうことやっていただけるということでね。 315: ◯野中委員長 それは要望ですか。 316: ◯荻原委員 いや、確認の質問です。
    317: ◯野中委員長 田中教育総室長。 318: ◯田中教育総室長 全体的には今、委員さんおっしゃったような状況が一部にも見られるのかなと思っております。私ども、もちろん担当課長も、各校へ行った折に、その辺の現状をよく確認したりしながら、既存施設を最大限活用する中で、必要な改修等できればですね。全体的な計画と、今直ちには申し上げられませんが、現状をよく確認したりしながら、改修できるものがあれば、進めていきたいなと、こんなふうに考えております。 319: ◯荻原委員 終わります。 320: ◯野中委員長 ほかにありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) 321: ◯野中委員長 ないようですので、以上をもって、一般会計歳出第10款中福祉部所管分を除く教育費の審査を終了するとともに、本日予定いたしました日程はすべて終了いたしました。  なお、明日26日も午前10時から日程に従って審査を行いますので、時間厳守で出席されるようお願いいたします。  本日は、これをもって散会いたします。               午後1時55分 散 会 発言が指定されていません。 Copyright © Kofu City, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...